西山瞳、宝石のような音色のジャズはいかが?

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ジャズは、ポップスやロックにはないスリリングさ、緊張感を持つと同時に、人の気持ちを柔らかくする癒しの要素をも秘めた多彩な音楽、ということを改めて認識させてくれるのが、西山瞳というピアニストが作り出す珠玉の作品群だ。

西山瞳は、ヨーロッパジャズに影響された叙情的で美しいメロディを持つアーティスト。特にスウェーデンでの人気が高く、北欧の静謐さとジャズの躍動感をピアノに乗せ、独自の空気を感じさせる旋律を特徴としている。彼女がトリオで9月17日にリリースするアルバム『パララックス』は、そんな彼女の魅力が凝縮されたもの。

このアルバムで、彼女はピアノの名機として名高いファツィオーリを全面的に使用している。このピアノはハービー・ハンコックが愛用したことで世界的に名前が知られたもの。このピアノを持つホールは全国で3ヶ所しかなく、今回のアルバムは滋賀県の“さきらホール”で録音された。ライヴの雰囲気を出すために、加工されることなく録音された音は、ホールのアンビエンスをふんだんに含んでおり、他では絶対に出せない音色になったという。

今回は、彼女の日本でのレギュラーメンバーによる初めての録音作品となっている。ピアノ、ベース、ドラムスの3ピースによる演奏は、プログレ、クラシック、フュージョンなどの範疇を超えたボーダーレスな出来。若い力と感性が隅々まで行き渡っており、その新鮮な演奏は、コアなジャズを知らなくても十分に楽しめる。

この秋、ジャズの魅力にハマッてみるのはいかが?

西山瞳オフィシャルサイト
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