【連載】アーティストからのメッセージVol.14──岩崎宏美

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岩崎宏美からのメッセージ

「東日本大震災、多くの不安を抱えつつ、翌日も,その翌日も関西方面でのコンサートを行いました。報道で伝わる惨状を目にし、コンサートの開催自体を悩みましたが、歌手としていま出来ること、伝えられることは何かを自身に問いかけ、スタッフとも話し合い、開催を決断しました。そして、あの時あの会場に集まってくださった方達との時間は生涯忘れられない程の大切な時間になりました。みんなの心に深い悲しみの空気が流れてはいましたが、その悲しみを乗り越える為の決意の一歩、その空気を感じることが出来ました。私自身歌いながら、悲しみの中から生まれるものを感じていました。そして、私に出来ることは、やはり歌を届けることだと確信いたしました。あの日会場にお集りいただいた皆さまには、私の思いを、歌を通して伝えることが出来たと思っています。余震もいまだに続いておりますし、原発や計画停電などと問題は山積みなのですが、可能な限り音楽の力を届けたいと思います。是非いまだからこそ歌うことで、皆さまに元気と勇気をお届けしたいと願っています。そして被災地の復興にも出来うる限りのエールを送り続けます。」──岩崎宏美

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震。地震および津波の被害にあった多くの被災者、そして日本に住むすべての人に向けて、国内外のアーティストたちからメッセージが届いている。「アーティストからのメッセージ」では、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンの協力のもと、アーティストから寄せられた励ましのメッセージを紹介していく。

ミュージック・ペンクラブ・ジャパン、及びBARKSは、音楽の力を信じています。

◆岩崎宏美オフィシャルサイト
◆岩崎宏美レーベルサイト
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
◆ミュージック・ペンクラブ・ジャパン「MUSIC POWER」
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