BMXバンディッツ、充実のベストアルバムが登場

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BMXバンディッツの、新曲/新録曲/カヴァー曲など、未発表曲満載の最新ベスト/編集盤『The Rise & Fall(Japan Edition)』が10月25日にリリースとなる。

日本盤独自トラックリスト、特別4面リヴァーシブル・アートワークで発売される当作品は、ベスト盤といえども15曲もの新曲/新録/未発表曲が収録された、新作といっても過言ではない内容。全23曲のニューリマスター、マスタリングは、盟友ティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクが担当している。

「BMXバンディッツは今までも、そしてこれからも最高のバンドさ」──アラン・マッギー
「もし僕が他のバンドに入れるとしたら、それはBMXバンディッツだね」──カート・コバーン
「BMXバンディッツは伝説のバンドだよ。でもずっとバンドとグラスゴーの音楽サークルの中心にいて、素敵な曲を作り続けてきたのは、ダグラス・T・スチュワートその人さ」──ノーマン・ブレイク

1986年のデビュー以来、常にグラスゴーの音楽サークルの中心に位置し、数々のポップ・アルバムを届けてきたダグラス・T・スチュワート率いるBMXバンディッツだが、歴代のメンバーには、グラスゴーのギター・ポップの縮図とも言えるティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクとフランシス・マクドナルド、ヴァセリンズのユージン・ケリー、スーパースターのジョー・マカリンデン、パールフィッシャーズのデヴィッド・スコットなど、豪華な面子が顔を揃える。90年代には、アラン・マッギーの伝説のクリエイション・レコードからアルバムをリリースしていた20年以上の活動歴を誇るバンド…そんな彼らの、満を持しての最新ベスト盤だ。

前回の2005年のベスト盤『Serious Drugs:The Creation Anthology』が、そのクリエイション時代のベストだったのに対し、今作の『The Rise & Fall(Japan Edition)』は、その前後となるデビューの貴重な初期音源と、2000年代に入ってからの最新音源をまとめたアルバムとなり、まさにバンドの過去と現在を知る上で、ぴったりの内容。

収録曲は、バンドのデビュー・シングル曲となった「E102」に始まり、1990年のデビュー・アルバム『C86』から「Your Class」「Right Across the Street」、ノーマン・ブレイク作曲による「Let Mother Nature Be Your Guide」、1991年のセカンド『Star Wars』から「Students of Life」など初期の代表曲が並ぶ。新録曲として『C86』に収録の人気曲「Disco Girl」「The Day Before Tomorrow」の2008年ヴァージョン、カヴァー曲としてダニエル・ジョンストンの「Do You Really Love Me」、アナログのみで発売されていたホワイト・プレインズの「Baby Loves Lovin'」、トム・ウェイツの「I Don't Wanna Grow Up」、韓国の歌姫YeonGeneをゲストに迎えた「Love, Look at Me」、カリフォルニアの詩人/作曲家ロッド・マッケンのカヴァー「Ally Ally Oxen Free」、そして、バンド史上初の女性ヴォーカル:レイチェルを含む最新メンバーによる、このアルバムのために録音された新曲「I Can Wait Forever」「The Crofter's Wife」「Love's Sweet Music」といった充実の内容。

『The Rise & Fall』というタイトルが表すように、アルバムには、20年以上の長きにわたって、ポップ・ミュージックを作り続けてきたバンドの、栄光と変遷の記録が凝縮されている。リリースとなる10月には、フロントマンのダグラス・T・スチュワートのソロ来日ツアーも行なわれる。

<BMX Love Tour 2008>
Duglas T Stewart of BMX Bandits Solo Japan Shows
(Special guest star Yeongene from Korea)
2008年10月21日(火)大阪 dining cafe+goods martha
2008年10月22日(水)京都 Urbanguild
2008年10月23日(木)名古屋 KD Japon
2008年10月25日(土)東京 渋谷O-Nest
[問]Office-Glasgow
◆Office-Glasgowオフィシャルサイト
◆BMX Banditsオフィシャルサイト
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