現在ラスベガスで話題のショー<THE BEATLES/LOVE>の制作過程を追いかけたドキュメンタリーDVD『LOVE~オール・トゥゲザー・ナウ』が10月22日に発売となる。

ショー<THE BEATLES/LOVE>は、サーカスを芸術の域にまで高めたシルク・ドゥ・ソレイユが、ザ・ビートルズとのコラボレーションにより実現させた舞台作品だ。ビートルズのオリジナル楽曲を使用し、そこから生まれる世界観を見事に表現したこのショーは、2006年6月にラスベガスでスタート以来、現在でも満員の観客を前に上演されている。

今回DVDで発売される『LOVE~オール・トゥゲザー・ナウ』は、このショーの完成までを追ったドキュメンタリーだが、故ジョージ・ハリスンとシルク・ドゥ・ソレイユの設立者ギー・ラリベルテとの個人的な友情から生まれた<LOVE>プロジェクトが、いかにして実を結んでいったかが忠実に映像に収められている。


ザ・ビートルズの音楽を新鮮なかたちで使うにはどうすればいいかを論じるポール・マッカートニーとリンゴ・スター、そしてオノ・ヨーコとオリヴィア・ハリスンの映像、また、最初の舞台リハーサルなど、<LOVE>が生まれるまでのあらゆる過程がフィルムに収められており、現在のところまだ日本では上演されていない<LOVE>の素晴らしさを舞台裏から余すところなく伝えている。更にこれら映像の合間には、ビートルズ初期のレコーディング風景、日本公演を含むライヴ映像、プロモーション・クリップ、ジョージとオリビア夫妻の映像、アビイ・ロード・スタジオの風景などが断片的に挿入されており、ビートルズ・ファンにとっても見どころは実に満載。

このショーのために大胆にリミックスされたビートルズの楽曲は、ビートルズのアルバム『LOVE』として2006年にリリースされているが、これら新しく生まれ変わったビートルズの楽曲の制作過程に関しても、音楽プロデューサーを務めたジョージ・マーティン(ビートルズのデビュー当時から彼らのプロデュースを手がけていた)や息子のジャイルズらが、その手法を徹底的に披露。こちらも見逃せない内容となっている。

このショーによってまた新たな一面を我々に見せてくれたザ・ビートルズ。このDVDは単なるショーの舞台裏ドキュメンタリーではなく、21世紀の新しいビートルズが誕生した過程を克明に示した歴史的な記録なのだ。

ザ・ビートルズ&シルク・ドゥ・ソレイユ
DVD『LOVE~オール・トゥゲザー・ナウ』
10月22日発売 TOBW-3365 税込4,800円
1DVD(125分) 画面16:9 音声:DTS5.1/Dolby Digital 5.1/Dolby Digital Stereo
◆ザ・ビートルズ/EMIミュージック・ジャパン公式サイト