CANTA、テクニカルでメロディアス、光り輝くロックサウンドが溢れるくらいに詰まったベスト『きらきら』リリース記念大特集

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CANTA 結成6周年記念 CANTAの歴史を凝縮したキラキラのベストアルバム『きらきら』リリース記念大特集 INTERVIEW-02-


──サビが開けた感じで、明るくて、オープニングにはふさわしい曲ですよね、「オルタナ」って。それに歌詞にもちゃんと♪きらきらの向こうでめらめら♪って入ってるし。

ルーク篁:この歌詞を書いてる時にはアルバム・タイトルが自分の中で決まっていたから、最後の1行に忍ばせました、みたいな(笑)。

雷電湯澤:こうやって16曲並んだのを聴いてると、ライヴの情景が思い出されるよね。ベスト盤というよりライヴ盤を聴いてる錯覚に陥るっていうか。

MASAKI:確かにライヴ的な流れもありますね。その中で唯一、面白いなって思うのが「1400km/h(feat.MCU)」。MCUが入ってライヴ演奏するってことは、なかなか出来ないと思うし。ベスト盤ならではのプレゼントになってるんじゃないかなって。

ルーク篁:実は作った時は、このベスト盤の長さの曲で、ラップか何か入れたいなって思っていたんだよね。それがオリジナル盤では諸事情あって短いヴァージョンになったっていう。だから今回、元の形に近い状態になったっていう感覚に近いかな。

──MCUさんに依頼したのは?

ルーク篁:俺らの世代はああいう音楽は通ってないし(笑)、適当にやるんじゃなく、やっぱ餅屋は餅屋ってことで一番近しいラッパーのMCUに頼んだ、と。そうそう、それとMCU自身、実はスゴくメタルが好きなんだよね。

──へぇ、まさにドンピシャ!な人選ですね。

ルーク篁:たまたまだけどね。

MASAKI:あと、そういう新しさだけじゃなく、“2008 ver.”の曲は、ほぼ一発録りに近い感じで録り直しているので、オリジナル・バージョンとは臨場感が全然違います。

雷電湯澤:ライヴで育って、こんな大きくなって帰ってきちゃったみたいな。だから、“今の”CANTAが入ってるベスト盤っていうのかな。コレを聴かないと付いて来れませんよ、今の俺たちに。

──聴いて付いていきます(笑)。

ルーク篁:あんま作品のことではないけど…このベスト盤を作りながら気づいたんですよ、僕、自分の作品に対して説明するのがスッゴい好きらしいってことに。

雷電湯澤&MASAKI:(爆笑)

ルーク篁:でも最近、その説明って無駄な気がしてきたのね。それで、もう説明するのはやめようと思った。これからは説明しなくても見て聴いてわかるものを胸張ってやっていこう! とココに宣言をします。

雷電湯澤&MASAKI:おぉ。

ルーク篁:そういう意味では本作を作ったことで今までの活動を振り返れたし、精神的な部分も含めて整理がついたっていうのかな。新たな一歩を踏み出すには、いいきっかけとなった…とか言うと、お茶でも飲んで一息つきそうな雰囲気だけど、次の東名阪ツアーでは音源になってない新曲もやる予定なので。

MASAKI:ベスト盤を引っさげてのツアーだから、今までの集大成のような内容にはなるけれど、今後のCANTAの展開も感じさせるようなステージにしたいですね。きっと、いや絶対にルークさんは新曲を作ってくるはずなんで(笑)。

ルーク篁:プレッシャーかけるねぇ(笑)。

雷電湯澤:さっき宣言したように、どうやらルークも一皮剥けたらしいので(笑)、そこにも期待していただきつつ。個人的なことを言うと、この1年、体が大変だったんですけど、それが治りつつあるので治ったかどうかを確認する非常に重要なライヴになりそうですね。そんな状況だから気合いの入り方はいつもの倍、200%で挑むでゴワス。

ルーク篁:ぜひ見に来ていただきたいですね。(精神的に)ズル剥けな俺を!(笑)

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