悲愴感、人気者の重圧に耐えられずあっけなく解散

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2008年8月27日のCDデビューイベントでは池袋サンシャインシティ噴水広場に約2000人を集め、オリコンシングルチャート初登場5位にランクインした時の人“悲愴感”があっけなく解散したのは、各所で報じられている通りだ。

◆悲愴感「悲愴感」PV映像

“人気者として扱われるプレッシャーに耐えられず”という理由から解散を決意し、9月20日(土)に台場青海R地区屋外特設ステージにて解散ライブを行なったわけで、なんとデビューから1ヵ月もたなかったことになる。これは悲惨だ。

応募総数60,000人の中から抽選に当たった約10,000人が会場に詰め掛け、ラスト・ステージを見守る中、悲愴感は最後の錦を飾った…が、デビュー曲「悲愴感」のサビの部分に差しかかったところで、曲は「羞恥心」にさし変わり、サプライズ登場に絶叫を浴びながら羞恥心の登場。おいしいところは羞恥心がいただきなのだ。

初のコラボレーションで会場が大いに盛り上がったのは言うまでもないが、悲愴感について聞かれた羞恥心のつるのが「僕も買いましたよ」と話せば、上地は「俺もそれを借りる予定です」と話し、野久保も「甥っ子に悲愴感に会わせてと言われました」と好意的なコメント。しかし会場の歓声は、主役の悲愴感より羞恥心の方が大きい状況は変わらず(泣)。

羞恥心寄りとなった会場の空気に、悲愴感の田中は「どっちみち、僕たち今日で解散ですから」と悲しいコメントとともに「解散ライブをこんな風に乗っ取られると思わなかった」と悲愴感満載の面持ち。アンコールで再び「悲愴感」と「羞恥心」を6人で熱唱し、会場は大いに盛り上がった。この解散ライブの状況は、9月24日(水)19時から放送の「はねるのトびら」2時間スペシャルで放送されるのでチェックをお忘れなく。

ただ、昨今は再結成ブーム。国内海外問わず、いろんなアーティストがオーディエンスの熱い声に応える形で再度ステージを飾ることも珍しくなくなった。さあ、さっそく悲愴感の再結成コールを沸き起こそうではないか。悲愴感!悲愴感!悲愴感! あっけなく復活したら爆笑するぞ。
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