フラワー・トラヴェリン・バンド、JL&Cと野音

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9月17日にリリースした新作『We Are Here』をひっさげて、9月20日(土)の横浜ベイホールを皮切りに35年ぶりのツアーを行なったフラワー・トラヴェリン・バンドが、10月5日(日)にツアーファイナルを日比谷野外音楽堂で飾る。

8月のフジロックフェスティバルに出演した以降、にわかに動き出したこのモンスターバンドは、ライヴを重ねるたびにバンドのサウンドに変化と成長を見せているという。

京大西部講堂で行なわれた9月28日(日)のライヴは頭脳警察とのジョイント・ステージであった。1973年に行なわれた京都円山公園音楽堂でのステージを最後に活動を休止したフラワー・トラヴェリン・バンドにとって、京都という土地には特別な思いがあったはずだ。頭脳警察を含め対バン形式のこの日の彼らの出番は19時30分、小雨が降る京都大学に35年振りにフラワー・トラヴェリン・バンドの音が鳴り響いたのだ。

「MAKE UP」に始まりニュー・アルバムを中心に「We Are Here」「What Will You Say」「Woman」そして「SATORI パート2」など全10曲を披露。対バンのため他のステージより少なめではあったものの、石間秀機のシターラが奏でる東洋的サウンドが独特な雰囲気を醸し出し、ジョー山中の3オクターブの声も健在。そしてインプロヴィゼイションもありのライヴに、フラワー・トラヴェリン・バンドが咲かせる怪しい華の薫りにオーディエンスも酔いしれていた。

2008年10月5日(日)の日比谷野外音楽堂のステージは、今回のツアーの総決算となるが、スペシャルゲストとして、Johnny,Louis&Charをオープニングアクトに迎えるフラワー・トラヴェリン・バンド。またひとつ、ロックの新しい伝説が日比谷に刻まれることになりそうだ。

<TOUR FINAL>
2008.10/5(日) 日比谷野外大音楽堂
SPECIAL GUEST:Johnny,Louis&Char
OPEN 15: 30/START 16:30 全席指定
¥6,500 立見¥6,000 ※雨天決行
Info:HOT STAFF 03-5720-9999/http://www.red-hot.ne.jp

◆「ホワット・ウィル・ユー・セイ」試聴
◆「ウィー・アー・ヒア」試聴
◆「ラブ・イズ…」試聴
◆オフィシャルサイト
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