iPhoneがギターやシーケンサーに、iPhone用音楽アプリがちょっと熱い

iPhone/iPod touchのアプリケーションを数多く配信しているApp Store。2008年7月11日のサービスイン以来、9月には全世界の累計で1億ダウンロードを突破するなど、アプリケーション配信サイトとして大きく成長しているこのストアが、先日、ブログパーツの配布を開始した。このプログパーツでは、今、最もダウンロードされているアプリを知ることができる。

というわけで、そんなブログパーツからも見つけた、音楽関係のiPhone/iPod touch用アプリケーションを2つ紹介しよう。

まずは『Guitar』。これはアコースティックギターをエミュレートしたアプリだ。画面上に表示されている10個のコードアイコンでコードを選択し、あとはギターと同じように表示されている弦を弾く。コードストロークのように、一度にすべての弦をかき鳴らしてもいいし、弦を1本ずつタッチしてアルペジオのように音を出すことも可能だ。

ソフトには「Silent Night」など、ポピュラーな楽曲のコードセットがあらかじめプリセットとして用意されているので、アプリをインストールすれば何かしらの曲はすぐに弾いて楽しめるだろう（音感のない人はコード譜を用意しておこう）。

10個のコードアイコンはユーザーエディットが可能なので、ユーザーの弾きたい曲用のコードセットを作ることも可能（保存もできる）。もしあなたがミュージシャンなら、iPhoneでギターを演奏しながらライヴ…なんてことをしてみても、ウケるかもしれない。価格は450円。

ただ楽器を弾くだけでなく、そこから一歩踏み込んだことをしたいというあなたには、『Band』はいかがだろうか？ 『Band』にはドラムやベース、ピアノなどのインストゥルメントが用意されている。

そしてさらに、『Band』には録音機能も搭載。それぞれのインストゥルメントがひとつのトラックとなっており、重ね録りも可能。つまり、この『Band』でMTRのような使い方さえもできてしまう。電車の中でiPhoneで作曲といったことも不可能ではない（もっともこのソフト、かなりマシンパワーを使うらしく、あまり重たい作業になると落ちてしまう）。『Band』の価格は230円。

ともあれ、こんな楽器アプリ、音楽アプリで手軽に音楽を楽しんでみるといいかもしれない。そのほかにも、ブライアン・イーノの手によるアンビエント音楽作成アプリ「Bloom」もリリースされるなど、音楽系アプリ、iPhone内でちょっと熱いぞ。

そして余談だが、音楽情報を手軽に知りたいというのなら、言うまでもなくiPhone/iPod touch専用音楽サイトの「iBARKS」（http://i.barks.jp）が圧倒的に便利だ。

◆App Store 『Guitar』（※iTunesが開きます/iPhone/iPod touch専用です）
◆App Store 『Band』（※ iTunesが開きます/iPhone/iPod touch専用です）
●iPhone/iPod touch専用音楽サイト「iBARKS」について
●App Store ブログパーツ配布ページ