アークティック・モンキーズ、砂漠でのQOTSAとのセッションを語る

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アークティック・モンキーズが砂漠に赴き、ザ・クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ(QOTSA)のジョシュア・オムとセッションを行なってきたそうだ。オムは、彼らのニュー・アルバムをプロデュースするといわれている。

バンドは、カリフォルニアのジョシュア・ツリーにあるスタジオへ出向いたそうだ。ドラマーのマット・ヘルダーズはBBC 6ミュージックにこう話している。「スタジオっていうのは家をちょっと改装したようなもんなんだけど、その周りといったら、あんなの見たことないよ。行く前、ジョシュアが“ここでは特別なことが起きるよ”とか言ってたんだけど、俺ら“どういう意味だ?”なんて思ってたんだ」

「でも、本当に影響力あったよ。大げさに言いたくないけど、確かに何か特別なものがあった。砂漠が音に影響を及ぼすのかどうかは、わからない。でも、言ったとおり、確かに影響されたんだ。だからそう、無意識にしろ“スパゲティ(・ウェスタン)”の要素はあるかも」

セッションはRancho De La Lunaスタジオで行なわれたとみられているが、ここはオムがこれまでPJハーヴェイらとDessert Sessionsを行なってきた場所としても有名。スタジオのサイトにある写真を見る限り、砂漠のど真ん中にあるようだ。

バンドは、また砂漠に戻りオムとレコーディングをしたいとの思いはあるものの、それがいつ実現するかはまだわからないという。また、この新しい方向性を再考する時間も必要なようだ。「彼も俺らもいつ都合がいいのか、まだわかってない。まずは、あそこで作ったものをじっくり聴き直して、どう感じるか、次は何をやりたいのか考えてみようと思ってる」

アークティック・モンキーズは来月、初のライヴDVD『アット・ジ・アポロ』をリリース。映画はそれに先駆け、10月28日に東京、大阪、名古屋の映画館でワン・ナイト・オンリーのスペシャル上映が行なわれる。
◆東名阪スペシャル上映招待
◆iTunes Store アークティック・モンキーズ(※iTunesが開きます)

Ako Suzuki, London
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