長澤まさみ、司会者の “目線” に「イヤラシイです（笑）」と照れる

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』などを製作したROBOTが、若手クリエイターとコラボレーションして製作したショートフィルム「pieces of love」シリーズ。この作品のDVD化を記念して、同シリーズアニメ『つみきのいえ』でナレーションを担当した長澤まさみと、映画『日にち薬』に主演した谷村美月によるトークショウつきの試写会が六本木で行なわれた。

●長澤まさみ＆谷村美月のイベントフォトアルバム

観客からの歓声も飛ぶ中に現れた、ふたりの若手実力派人気女優。トークショウでは、互いの作品を鑑賞しての感想から、女優としての演じ方、そしてプライベートな話題までが語られた。

まず、互いの印象を尋ねられると、長澤まさみは、谷村のことを “目が印象的で、フィルムジェニックな女優さん” と賞賛。一方、谷村美月は “一緒にトークショウをやらせていただけるなんて光栄” と、先輩・長澤まさみに恐縮しっぱなし。

また、互いの作品について、“（『つみきのいえ』は、）絵がやさしそうであったかくて、それに長澤さんのナレーションがゆったりとしていて、すごい癒される作品（谷村）”、“（『日にち薬』は、美月ちゃんが）ものすごくナチュラルで、可愛くて、日常の誰にも見られたくない行動を垣間見てしまったような…衝撃でした。私は緊張するので、きっとこんな姿見られたらものすごく恥ずかしいんだけど、美月ちゃんはそれを見せ付けてるっていうのが、すごい可愛いなーって（長澤）” と紹介した。ちなみに、この発言を受けた司会の女性が、観客に向けて、“見るとビックリしますよ。最初、（谷村美月の）綺麗な足から楽しめるんですけど…” と、『日にち薬』の冒頭のシーンを “オヤジ目線” ならぬ “おねえさん目線” で表現したところ、長澤から “それ、イヤラシイです（笑）” と、頬を赤らめながらも鋭いツッコミが。そんな司会者とのやり取りには、思わず観客、報道陣も爆笑となった。

また、全作品共通のテーマともいえる“小さな恋”に関連して、“どんな男性に素敵だなって思いますか？” という質問では、谷村美月は、“笑顔ですかね。あんまり意識してない笑顔がいい” と回答。一方の長澤まさみは、“何かを頑張ってるところ。何でもいいんです。” とコメント。具体例を求められると、“笑顔を作ろうと頑張ってる姿とか、可愛い” と、谷村の発言にかけた見事な切り返しを披露した。

なお、『pieces of love vol.2』には、谷村のほか、仲里依紗、星野真里が主演した作品が収録されている。

【DVD情報】
『pieces of love vol.1　つみきのいえ』　
10月24日 発売 / 1,995円（税込）
『pieces of love vol.2　｢日にち薬｣｢It‘s so quiet｣｢わかばちゃん｣』
10月24日 発売 / 2,940円（税込）
発売元：ROBOT
販売元：東宝

(c)2008 ROBOT
●「pieces of love」特設ページ（ROBOT）