Nemotroubolter、三度目の正直でデビュー

ツイート
COOL DRIVE(ex.cool drive makers)のフロントマン、NEMOのソロ・プロジェクト、Nemotroubolter(ネモトラボルタ)がアルバム『ネモトラボルタ1』を10月29日にリリースした。

実は、NEMOにとって今回が3度目のメジャー・デビューとなる。

1998年に、cool drive makersとしてデビュー後、2003年に“COOL DRIVE”に改名して再デビューし、「次世代J-POPの担い手」と言われ人気を博すも、2005年活動休止。復活を望む声が多く寄せられる中、3年間の沈黙を守り続けていた。けれど当の本人は、「単にゆっくりマイペースに生活を楽しんでいた」とのことだが、所属事務所から「いい加減働け!」といわれて渋々動き出したとのことだ。

だが、動きだしたら止まらない。走り出してしまった三十路男の本音が詰まった“オレ流ロック”で三度目の正直となるか、再びメジャー・シーンに挑む。

そんな彼が放つ音楽には、シーンをリードするアーティストから下記のような絶賛のコメントが寄せられている。

「相変わらず超個性的で誰にも真似出来ない曲を生み出しますね」(スガシカオ) 
「季節に関係なく一年中咲く花のようなまばゆさです」(谷中敦 from 東京スカパラダイスオーケストラ)

8月にiTunesの「今週のシングル」に楽曲「49口径」が抜擢され、驚異的なダウンロード数を記録し、同時配信した5曲入り先行EP「ネモトラボルタ」もヒットするなど、滑り出しは絶好調。しかし実はその裏では、Nemo “troubol(トラブル)”terのネーミング通りのトラブルが続いたという。

インストア・ライヴでは音響のトラブルでライヴが一時中断。その後出演したイベントでは、開始前に自慢のギター・アンプが故障。スタッフの迅速な対応で無事にライヴはスタートしたものの、テンションが上がりすぎてマイク代わりに使用するはずだったメガホンを壊してしまった。

そんなトラブルも何のその。デビュー・アルバム『ネモトラボルタ1』を無事にリリース。さらに、トラブルに見舞われながらも最高のパフォーマンスで観客を熱狂させた、渋谷アップルストアでのライヴ音源と、ダメ男っぷり全開のNEMOと乱舞する謎のスキンヘッド男がシュールな世界を醸すPV、そしてCOOL DRIVEの未配信音源が、iTunesにて一挙配信される。

また、12月12日(金)には初のワンマン・ライヴが開催されることが決定。これまでのトラブルも、持ち前のアグレッシヴさで乗り越えてきた彼の、笑って、泣いて、踊れる音楽に期待だ。

Nemotroubolter初ワンマン
~ネモトラ・ザ・冬の祭典スペシャル~
2008.12.12(fri)@新宿red cloth
open 19:00/ start 19:30
前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000
11/8(土)チケット販売開始
info: 新宿red cloth 03-3202-5320

iTunes Store ネモトラボルタ(※iTunesが開きます)
ネモトラボルタ・オフィシャル・サイト
この記事をツイート

この記事の関連情報