デヴィッド・ギルモアのシグネイチャー・ストラト、N.O.S.とRelic共に日本上陸

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デヴィッド・ギルモアのシグネイチャー・ストラトがついに日本に上陸、入荷が始まったようだ。

◆デヴィッド・ギルモア・シグネイチャー・ストラト詳細写真

10月25日、26日に池袋サンシャインにて行なわれた楽器フェスティバルでも、フェンダーブースの正面に鎮座していたのが、当David Gilmour Signature StratocasterのN.O.S.とRelicであった。ことRelicは、シグネイチャーを語るだけに、当然ながら本人のブラックストラトの形相をそのまま再現したレリックぶりが最大の魅力だ。N.O.S.が通常のブラックであるのに対し、Relicが、3トーンサンバーストの上からブラックのオーバーラッカーを施した後でレリック加工に入るという手の込みようなのだ。そこには、デヴィッド・ギルモアのギターテクを務めるフィル・テイラー氏とのリレーションにより、完全なる復刻器をテーマに行なわれた綿密なやり取りがあったという。

N.O.S.とRelicでは、塗装と仕上げ以外に違いはないが、N.O.S.が598,500円(税込)、Relicが703,500円(税込)という価格。税抜で57万円と67万円という10万円違いをどう見るかだが、このストラトを手にする輩であれば、当然Relicをお薦めしたいところだ。

既に詳細はご存知かと思われるが、デヴィッド・ギルモア独特の仕様として、ヴォリュームと5wayセレクターの間にごくごく小さなプッシュスイッチが設置されている。フロントPUのオン/オフ・スイッチで、センター、あるいはリアPU使用時に稼動するサーキットだ。リアとフロントのハーフトーンが、ギルモア・サウンドのひとつの決め手であろうことを考えると、是非愛でてみたい機能のひとつだ。

また、アームが通常よりも短いのも特徴のひとつ。テンションが強めになると繊細なニュアンスも出しにくいのではないかと想像するが、あの泣きのニュアンスの秘密が、このセットアップで感じ取れるかもしれない。

そして、ハードウエアとしての最大の特徴が、ピックアップ。全てがバラバラだ。最高のストラト・トーンを奏でるレジェンドのひとりデヴィッド・ギルモアが到達したサーキットをそのまま教授できる喜びを感じたい。フロントがCustom Shop Fat'50s Strat、センターがCustom Shop '69 Strat、そしてリアがダンカンのSSL-5である。センターに69を持ってくるセンスが、さすがの独創性だ。

ハードケースには緑のインナーが鮮やかなセンターポケットのカスタム・ブラックケース、付属品としてエヴィデンス・オーディオ社製ハイエンド・ギター・シールド、Live in GdanskのCD及びDVDパッケージ(DVDのリージョン・コードは米国ではなくフリー)、そしてフィル・テイラーによる著書The Black Stratが同梱される。

現状、リミテッドエディション扱いではないが、初期ロットはN.O.S.、Relicそれぞれ50本程度との噂であり、大量に生産されるものとは思われない。出合った時が運命と、予算を確保しておいたほうが良いだろう。

David Gilmour Signature Stratocaster(R) N.O.S.
598,500円
David Gilmour Signature Stratocaster(R) Relic(R)
703,500円
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