ガンズ、ウィル、ニーナ…話題曲がiTunesで次々配信

ツイート
2008年の大きなトピックとなりうるアーティストの楽曲が、iTunes Storeで続々と配信されている。

まずはGuns N' Roses。制作に14年という途方もない期間と、総制作費およそ14億円という途方もない額をかけて制作された、彼らのアルバム『Chinese Democracy』が遂に11月22日にリリースされる。iTunes Storeでは、待ちきれないファンのために、先行予約を今週から開始しており、アルバムを予約注文したファンにはリリース前にアルバムから1曲「Chinese Democracy」が手に入るという特典がついている。

ちなみに、タイトル曲「Chinese Democracy」は4分42秒の楽曲。14億円かけた今回のアルバムは14曲入り(予定)なので、なんとこの「Chinese Democracy」は、1秒あたり約35万4610円の制作費がかかっている計算になる。

“Yes,We Can!”というフレーズでアメリカ国民に、いや世界に感動を与えたバラク・オバマ次期アメリカ合衆国大統領。彼の当選に強く感銘を受けたBlack Eyed Peasのwill.i.amが、その想いを込めて書き下ろした楽曲をリリース。iTunesで世界初公開している。気持ちのよいギターカッティングのファンクに乗せて、黒人初の合衆国大統領が誕生した瞬間のストレートな気持ちを歌い上げた「It's A New Day」。彼のセンスのよいサウンドを楽しみにしているファンにとっても今回の大統領選は嬉しい結果となったに違いない。

最後に取り上げるのは、超実力派の新人、Nina Vidal(ニーナ・ヴィダル)。

Nina Vidal Apple Storeライヴの様子

9月10日リリースのアルバム『Nina Vidal』が、2ヶ月以上にわたってiTunes Storeのジャズ・アルバムチャートでチャートインし続けている彼女。R&Bやジャズ、ブルース、AOR、そしてポップス…さまざまな音楽の要素を取り入れて自分のスタイルを確立した彼女のサウンドは、一言でいうとラグジュアリー。透明感あるヴォーカルと確かな歌唱力に裏打ちされた彼女の楽曲は必聴。ロングセラーとなっている理由もわかるはずだ。

なお、11月11日にはApple Store Shibuyaにてインストア・ライヴを行なったNina Vidal。シルクのような歌声とピアノが織り成した彼女のステージには、集まった多くの人が酔いしれていた。

◆iTunes Store Guns N' Roses『Chinese Democracy』(※iTunesが開きます)
◆iTunes Store will.i.am「It's a New Day」(※iTunesが開きます)
◆iTunes Store Nina Vidal(※iTunesが開きます)
BARKS iTunesチャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報