RUMI、熱くたぎる魂と声を持った新世代のソウルシンガー堂々のデビューシングル「楽園ウォーカー」リリース特集

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RUMI デビューシングル「楽園ウォーカー」リリース特集

熱くたぎる魂と声を持った新世代のR&Bシンガーが堂々のデビュー。 日本人としてのソウル&ロックを本当に歌えるシンガー出現の予感 すべての答えはここにある

ブルージーで迫力ある歌声。強い目力。流行やファッションでR&Bを歌うのではなく、それが自然と身体の内側から沸いてくる……そんなことを感じさせる、ソウルフルな新人シンガーが登場! 「楽園ウォーカー」でメジャー・デビューするRUMIだ。芯の強さを感じるアーティスト写真、そして存在感ある歌声ゆえ、やや近寄りがたい印象もあるが、素顔は全く飾らないピュアな22歳でもある。目標は「第二の美空ひばりさんになること」。圧倒的オーラを放つシンガー目指して、彼女の楽園ウォークが始まる。

将来は“第二のひばりちゃんになる!”って、勝手に決めたんです。

──今回のデビュー曲「楽園ウォーカー」も、そんなRUMIさんの声がすごく活かされてると思うんですが。曲をもらった時は、どんなふうに思いました?

まず曲を聴いて、カッコイイ!と思って。これは歌い上げてやろうって。でも詞を見た時に、ちょっと不安になったんですよ。“サイコーです”から始まって……こういう詞って見たことなかったから、自分がこの曲とこの詞をちゃんとマッチさせて歌えるのかなって。でも詞を何回も読み上げて練習していくうちに、この曲にはこの詞しかない! って思えるようになりました。

──RUMIさん自身はこの曲で何を一番伝えたいと思いましたか?

「楽園ウォーカー」の“楽園”ってあるじゃないですか。たぶん皆さんが思う楽園って、南国チックで楽しいみたいなイメージがあると思うんですよ。けど、この曲の“楽園”っていうのは、歌詞の中にも出てくる“スタートでもゴールでもない夢の場所”っていう……それが私にとっての楽園なんですよね。で私は元々、マイナス思考でネガティブなんですけど、悩んでても前に進まないし。だから、マイナス思考はやめて前へ突き進んでいこう! 前進あるのみ! みたいな。そういうのを一番伝えたいなって。

──そういう「前へ進んでいこう」っていう歌は世の中にいっぱいあるけど、それをRUMIさんが歌うことで、この曲はただのポジティブ・ソングと一線を画してるところがありますよね。曲全体に重みがあるというか、何とも言えないグルーヴがあって。

そう、私もそれをどう説明したらいいのかわからないんですけど、軽くポンと誰かの背中を押す感じじゃなくて、ちょっと重い感じで、一緒に突き進もうよ、みたいな歌になってると思います。

──レコーディングはどうでした?

私、以前にインディーズでもCDを出してるんですけど、その時とはやっぱり全然違いましたね。インディーズの時は、うまく歌わなきゃってことばっかり考えてたんですよ。でも今回は、どれだけ自分を表現できて、聴く人に伝えられるかっていう。今、私はそこを一番大切にしてるんですけど、そういうことをすごく意識して歌って。だから、大変でもあったけど、伝わる歌になったんじゃないかなって。

──よくデビュー・シングルを“名刺”って表現する人がいるけど、この曲は名刺よりもずっと深い想いがこもってそうですね。

はい、物凄く心が詰まってます! だからできるだけ多くの人に聴いていただいて、それが皆さんの励みになったらいいなって思いますね。

──これから、どんなシンガーになっていきたいですか?

やっぱり、表現力のある、聴いてくれる人に想いを伝えられるシンガーになりたいです。第二のひばりさんになりたい。

──あ、今も“第二の美空ひばりさんになる”って思ってるんですか?

はい(笑)。それは歌謡曲とか演歌とか、音楽ジャンルの話ではなく、ああいう堂々たる存在になれたらいいなっていう意味で……あ、でもね、昔は“第二のひばりさんになる!”って言ってたんだけど、今は“なれたらいいなぁ”に変わってきたんですよ。少しは大人になって、ひばりさんの偉大さも前よりわかるようになったので。だから逆に、今思うと前はよくも“なる!”なんて軽々しく言えてたなって(笑)。

──取材・文●赤木まみ

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