ミューズ、新作で自らオーケストラをアレンジ

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ミューズのマシュー・ベラミーは、ニュー・アルバムでオーケストラのアレンジに挑戦しているという。このオーケストラ入りのトラックの制作には何年もかけてきたらしい。

Gigwiseによると、ベラミーはこう話したという。「曲の大半はオーケストラ風なんだ。ストリングの編曲者とは一緒にやりたくなくってね。だって“彼らの作品”にされちゃうだろ。だから、自分でオーケストラ部分のアレンジをしてるんだ。そういう大きなスケールの楽譜を作るのは慣れてないから時間がかかっている」

が、ようやく兆しが見えたようだ。「次のアルバムのラスト3曲にしたいんだ」

ミューズは現在、2006年の『Black Holes And Revelations』に続く5枚目のスタジオ・アルバムを制作中。ファン待望の新作だが、バンド的にはリリースを急いでいないそうだ。ベースのクリス・ウォルステンホルムは、ファンからの質問にこう答えている。

「2009年前半に出せたらいいけど、ターゲットは定めてないんだ。これまでで最高のアルバムを作るってこのほうが大事だから。2010年になってしまっても僕らは構わないと思ってる。早いほうがいいけどね」

オーケストラが加わることによって、ミューズのサウンドはさらに壮大なものになりそうだ。

Ako Suzuki, London
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