テイ・トウワ、4年ぶりのアルバムはジャケットもアート

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2009年2月4日に、前作から約4年振りとなる5枚目のオリジナル・フルアルバム『BIG FUN』をリリースするテイ・トウワ。世界的に支持されているオリジナルな楽曲はもちろん、毎回自らディレクションを手掛けているアートワークにも、リリースの度に注目が集まっている。過去、SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE名義のリリースでは、いち早くグラフィティ・アートの雄:KAWS(カウズ)を起用、国内でもTYCOON GRAPHICSやENLIGHTMENT、CAVIAR、宇川直宏など一流のデザイン、映像クリエイターが参加し高いクリエイションを魅せてきた。

そして、今作も期待通り、とても“ビッグ・ファン”なアートワークに仕上がっているようだ。

今作のジャケットのイラストは、前作『FLASH』に引き続き、今やファイン・アート界で最も注目されるアーティストのひとり、バリー・マッギーの描き下ろし。バリー・マッギーは今年、東京・外苑にあるワタリウム美術館にて、日本で初となる個展を開催し多くのアートファンを魅了したばかり。ストリート・グラフィティ・シーンを背景とするため、「バスキアの再来」とも謳われ、“Twist”というタギング・ネームでストリート・グラフィティ・アーティストとしても全米にその名を知られてきた。

今作では、トリックアート的要素を含んだ幾何学模様をモチーフにしたCDジャケットが一際目を惹くが、ブックレットや裏ジャケにもバリーの描き下ろした人物や動物の作品が使われているとのことで、アート作品としても非常に価値のあるアルバムになりそうだ。

ストリートとストリート・グラフィティの「リアリティ」=「さまざまな出来事や現象」を作品のなかに持ち込んでいるところが大きな魅力。ピュアなスピリットで「金のために描くのではなく、自分の中から湧き出てくるものを、命をかけて表現する」ことが常に創作活動の原動力というその姿勢は、テイ・トウワのアーティスト活動にも通じており、ワタリウム美術館での個展のオープニング・セレモニーでもテイ・トウワがDJを務めるなど、互いにリスペクトしあってきた。

また、テイ・トウワも今作を“前作「FLASH」と姉弟的なアルバム”と語っていることもあり、ジャケットがバリーによる連作になったことで、楽曲にもより一層期待が高まる。

また、2月4日のアルバム・リリースに向け、hug Columbia『BIG FUN』特設サイトがスタート。今後、先行試聴や最新情報をキャッチできるので、要チェックだ。
◆iTunes Store テイ・トウワ(※iTunesが開きます)
◆hug Columbia -BIG FUN特設サイト-
◆テイ・トウワ・オフィシャルサイト
◆テイ・トウワ・オフィシャルmyspace
◆コロムビアミュージックエンタテインメント:TOWA TEIページ
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