“女性チェロ弾き”ヴォーカリスト率いる注目のバンド

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2009年にメジャー・デビューするバンドで、注目のバンドがいる。バンド名は“のあのわ”。“女性チェロ弾き”のヴォーカリストが率いる、おそらく日本の音楽シーンでは初の形態のバンドだ。

のあのわは、紅一点のチェロ弾きヴォーカリストYukkoをはじめ、ゴウ(Gt)、nakame(Ba)、荒山リク(Key)、本間シュンタ(Dr)の5人編成。高校の同級生だったYukkoとゴウ、そしてゴウと大学の音楽サークルで一緒だったnakameによって2003年に結成された。2005年にネットでのメンバー募集を介して荒山リクが加入したと同時に、バンドに新たなエッセンスを入れようと、Yukkoが“チェロ”を購入してバンドに導入。この頃から本格的にライヴ活動もスタートさせ、2007年に本間シュンタがドラムとして加入し、現在の“のあのわ”となった。

新たなエッセンスとしてチェロを選んだ理由は、“バンドに新たなエッセンスが欲しい”とYukkoが考えていた頃、偶然出会ったイギリスの女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯を描いた映画『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』(98’英)にあった。映画を観て「これだ!」と思ったYukkoは、すぐさまチェロを購入し、バンドに導入した。

その結果、バンドの音楽性はさらに高まり、“のあのわ”というバンドの最大の魅力である“圧倒的な歓喜を提供するオリジナリティ溢れる音楽性”を作り出すきっかけとなった。

ドラマティックでエモーショナルなサウンド、甘くて甲高いヴォーカル、そして心の琴線を揺さぶるかのように奏でられる低いチェロの音色によって作り上げられる独特の世界観。忘れかけた“圧倒的な歓喜”を思い出させてくれる、唯一無二の音楽性を備え持つ彼らに、今後注目してみてほしい。

◆Yukkoコメント
「バンド結成から5年ぐらいずっと動かなかったものが急にパッパッパッて動き出して、まだあんまり実感がありませんが、きっとこれからいろんな出会いや出来事が起こるんだろうなってワクワクしています。生み出したものは自分達そのまんまだから、ちょっとだけ恐さもあるけど、1人でも多くの人に届くように、誰かの支えになれるように、がんばっていきたいです。私たちの音楽で、音楽ってなんて素晴らしいんだろう! って涙しちゃうくらいの気持ちを、聴いてくれる人の心に溢れさせられたら素敵だなって思います」

のあのわは、2009年2月18日にアルバム『ゆめの在りか』でSPEEDSTAR RECORDSよりメジャー・デビューする。

デビュー・アルバム『ゆめの在りか』
VICL-63203 ¥1,600(tax in)
2009年2月18日発売

◆ のあのわ MySpace
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