ボズ・スキャッグス、5年ぶりアルバム『スピーク・ロウ』完成

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2008年、TOTOとのジョイントツアーでの来日も話題となった、我らがMr.AOR:ボズ・スキャッグスの5年ぶりのニュー・アルバムが完成した。

『スピーク・ロウ』と名付けられた新作は、2009年1月14日(水)に日本盤発売となる予定だ。全米ジャズ・アルバム・チャートで6週1位の快挙を達成した前作『バット・ビューティフル』に続き今回もスタンダード・ジャズに挑戦している。

「ブルースやR&Bをルーツにしてきた自分にとって、今までと違うチャレンジのアルバム」と自らが評する意欲作の今作は、全編プロデュースは、ボズ本人と、ギル・エヴァンスの薫陶を受け編曲の才能を伸ばし、グラミー賞を受賞経験もあるギル・ゴールドスタインだ。

ギルはプロデュースのみならず、本職であるピアノとアコーディオンの奏者としても参加!
その、ギルをして、「今まで数々のアレンジがなされてきたジャズ・スタンダード・ナンバーを本作でアレンジするに当たって、手詰まりだと感じることもあったが、全てボズの声がそれらを解決してくれた」とコメント。

いぶし銀のボズ・サウンドは、現在タイトルトラックの「スピーク・ロウ」、スタンダードの名曲「スカイラーク」、そしてボズの代名詞ともいうべき「ウィ・アー・オール・アローン」のニューバージョンが、オフィシャル・サイトで試聴が開始となった。もちろん聴き所は「ウィ・アー・オール・アローン」。原作よりもゆったりとしたテンポにしっとりと落ち着いたボーカルは、こういう歳のとり方できるといいなあ…としみじみ思わせるものがあります。

ちなみにこの「ウィー・アー・オール・アローン」を含むメドレーは、今回日本盤のみとなるボーナストラック2曲のうちの1曲。なお、初回限定盤はSHM-CD+DVDの2枚組となっており、DVDにはNYブルーノートでの公演の模様とインタビューが収録されているというファン垂涎の内容。お見逃しなく。
◆ボズ・スキャッグス・オフィシャルサイト
◆iTunes Store ボズ・スキャッグス(※iTunesが開きます)
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