「鼻毛ボー」のジョンジョリーナ・アリー、衝撃の『レット・イット・ボー』

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2008年9月24日、シングル「鼻毛ボー」でデビューを果たした謎の女性歌手、ジョンジョリーナ・アリー(21)のデビューアルバム『レット・イット・ボー』が12月17日に発売される。

「鼻毛ボーボーボー、耳毛ボーボーボー、隣のねえちゃんまつげボー」などと、端正なレゲエのリズムに乗せてアンニュイに歌うデビュー曲「鼻毛ボー」。ポップで質の高いサウンドとナンセンスな歌詞とのアンバランスさが不思議な雰囲気を醸し出すこの楽曲は、全国各地のラジオ局にリクエストが殺到。YouTubeのアクセス数は約3カ月で約21万ヒットを記録した。

◆ジョンジョリーナ・アリー「鼻毛ボー」PV映像

金なし、コネなし、バーターなしというあり得ない逆境の中、さらにプロモーションビデオを総制作費わずか2万2千円で作り上げるなど、主にネットを最大限に活用した極貧プロモーションに加え、その貧乏ぶりを発売元のビクター・エンターテインメントが逆にネタにして話題づくり。ついには11月3日に「HEY!HEY!HEY!」に出演を果たし、全国の茶の間に大きな笑撃を与えた。そして間髪入れずに同29日には「ミュージック・フェア」への出演を果たし、新曲を披露。音楽業界では驚きの声が上がると共に「2009年、無視できない存在になる」(業界筋)との声がもっぱら。だいたいにおいて、無駄に美人だ。

そんななか発売されるデビューアルバム『レット・イット・ボー』は12曲入り。デビュー曲「鼻毛ボー」、関西で人気の「ASHIKUSAI」(鼻毛ボーのカップリング曲)をはじめ、デビューのきっかけとなった伝説の“ジョンジョリーナ・アリー・サンプラー”からも、話題を呼んだあの曲この曲が収録されている。

「また逢う、暇で」=ハローワークでいつも出会うおじさん。また逢ったね、お互い暇ね、という歌。

「来たの、宿から(半乾きの詩)」=ニオイフェチのジョンジョならではの、半乾きの変なにおいを糾弾する匂いソング。

「白い花束」=旦那も子供も放ったらかしでコンパに行きまくる人妻を描く。

「ジョンバラ」=うでまくらに物申す!首がつりそうになりつつ耐えるけなげな女の子の本音を歌う可憐なバラード

「そろばん村」=大人気テクノ・ユニット、パフュームの「コンピューター・シティ」へのアンサーソング面白デジテクノ。

「ジョンジョリーナ・アリーのラップ(嘆きのカーナビ)」=ジョンジョリーナが大阪弁でラップに挑戦

などなど、ポップで楽しくてクスッと笑える楽曲が満載。年末最大の話題を集めること間違いなしだ。

◆ビクターエンタテインメント・ジョンジョリーナ・アリー・ページ
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