アデル、「Chasing Pavements」以上の曲を

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「Chasing Pavements」がグラミー・アワーズで3部門(レコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス)にノミネートされたアデル。同トラックは現在のところ彼女の1番の代表作となっているが、本人的には1番のお気に入りというわけではないそうだ。

Famalefirst.co.ukによると、アデルはこう話したという。「「hasing Pavements」以上のトラックがあればいいのにって思うわ。そしたら、50になったときこの曲を歌わなくても済むでしょ。すごく誇りには思ってるけどね。でも、自分としては1stシングルの「Hometown Glory」のほうが気に入ってるわ」

アデルはグラミー・アワーズで新人賞にもノミネートされているが、その対抗馬の1人に同じくUK出身のダフィーがいる。今年初め、BBCが発表した<Sound Of 2008(2008年活躍が期待される新人)>リストではダフィー(2位)を押さえアデルが1位に輝いた。しかし、アデルはダフィーのほうがその王者に相応しかったと話している。「ダフィーこそ<Sound Of 2008>だと思うわ。彼女、ものすごい数のアルバム、売ったでしょ。ダフィーやレオナ・ルイスには愛しか感じてないわ」

アデルは、グラミー・アワーズのノミネートが発表された直後、BBCに「グラミーもらうのは早すぎる」とコメントしたと伝えられたが、実際は「もちろん、欲しい!」と考えているそうだ。ブログでこう注釈を加えている。

「BBCのサイトに、わたしがグラミー欲しくないって言ったような記事が載ったけど、そんなのバカげてる。もちろん、欲しいわよ! グラミーはオスカーのようなものって言いたかっただけ。オスカーもらうときって一世一代のパフォーマンスしたときでしょ。自分のアルバムがそうだったとは考え辛いのよ! “もちろん、その価値あるわ”なんて言いたくないもの。そんなの、嫌な奴でしょ!」

Ako Suzuki, London
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