解散したダーティ・プリティ・シングス「心残りはある」

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先週(12月20日)ロンドンでファイナル・ギグを行なったダーティ・プリティ・シングス。フロントマンのカール・バラーは、ダーティ・プリティ・シングスとして最後のインタヴューとなる『NME』誌の取材で「心残りはある」と話したそうだ。

バラーはこう語ったという。「心残りはあるよ。マックス・ヴェーバー(ドイツの社会/経済学者)と機能主義を引き合いに出さなきゃならない。民主主義はいつだってうまくいくとは限らない。俺はちょっと理想主義だったんだ。兄弟のようなバンドが欲しかった」

「しばらくは、そうだったよ。ずれちまうときもあったな。俺らの心はいつも同じ場所にあったよ。俺ら、いろんなとこですごく青臭かった。ああ、心残りはあるよ。でも、俺は何かを変えるつもりはない。バンドの中の期待と規制が消滅した日、俺らはまた友人に戻ったんだ」

ダーティ・プリティ・シングスはリバティーンズ解散後の2005年9月に結成、2枚のアルバムをリリースした後、2008年10月解散を発表した。解散宣言後もUK/ヨーロッパ・ツアーを行なっていたが、2008年12月22日、ロンドン/アストリア2の公演をもって終了した。

Ako Suzuki, London
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