ピーター・ガブリエル、ジェネシスのリユニオンに参加する可能性も

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ジェネシスは2007年、創立メンバーの1人で初期の活動の要だったピーター・ガブリエル抜きでリユニオンを果たしたが、ガブリエルは完全に袂を分かったわけではなく、この先彼らにジョインする可能性もあるそうだ。

ガブリエルは、2007年に行なわれたジェネシスの世界ツアーには「ほかの予定があり参加できなかった」だけで「基本的に、この先ジェネシスと一緒にプレイすることに異論はない」と『Mojo』マガジンに話したという。

ジェネシスは1967年、学友だったガブリエル、アンソニー・フィリップス(G)、トニー・バンクス(Key)、マイク・ラザフォード(B)、クリス・スチュワート(Dr)の5人で結成。1970年には、脱退したメンバーの代わりにスティーヴ・ハケット(G)、フィル・コリンズ(Dr)が加入し、1975年にガブリエルが脱退した。

ガブリエル在籍中は、彼の演劇的なステージ・パフォーマンスとともにプログレッシブ・ロック・バンドとしての評価が高かったが、彼が脱退しコリンズがヴォーカルを担当するようになると音楽の趣向はガラリと変わり、メイン・ストリームの場で活躍するようになった。2007年のリユニオンには、フィル・コリンズ、トニー・バンクス、マイク・ラザフォードの3人が参加している。

もしガブリエルが参加するとなると、初期のプログレッシヴの要素が強く押し出され、先のリユニオンとは別ものになるだろう。

Ako Suzuki, London
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