松山ケンイチ、DMCでのW受賞に向けて決意の刻印

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2008年8月、魔界から日本映画界に降臨したデトロイト・メタル・シティ(DMC)のヨハネ・クラウザーII世。クラウザーさんが主役のギャグ漫画を原作とした映画『デトロイト・メタル・シティ』は、公開されるや否やメス豚、資本主義の豚どもをびしょ濡れにし、ゴボウ男どもを「ひゃぁん」とびびらせた。

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そして、2008年12月に発表された『2009 第32回日本アカデミー賞』では、同作品主演の松山ケンイチが優秀主演男優賞を、過激な言動の女社長を演じた松雪泰子が優秀助演女優賞を受賞。また、2008年末にYahoo! JAPANが実施した『5000万人が選ぶネット番付2008決選投票』では、一般投票で映画部門主演男優賞に圧倒的な得票数で輝いた。

さらにこのたび、“アジアのアカデミー賞”と言われる<第3回アジア・フィルム・アワード>において、松山ケンイチが最優秀主演男優賞にノミネートされた。これもひとえにクラウザーさんのご加護のおかげと言えるだろう。

日本からは過去に女優・中谷美紀が最優秀主演女優賞を受賞しているが、最優秀主演男優賞を受賞した日本の俳優はいない。映画『デトロイト・メタル・シティ』は、すでに香港でも公開され、2008年の日本映画興収ナンバーワンとなっているほか、現在台湾でも公開中、タイでも2月12日に公開を控えており、認知度は抜群だ。

<第3回アジア・フィルム・アワード>の授賞式は、3月23日に香港コンベンション&エキシビション・センターで行われる。松山本人も受賞に向けての気合は十分とのことだ。いまごろ人間界を操っているクラウザーさんと悪魔の契約で取引しているに違いない。

なお、同授賞式前の2月20日には『2009 第32回日本アカデミー賞』の授賞式が控えており、アジアの2大映画賞レースに挑む松山ケンイチは、急遽、2月13日に発売される『デトロイト・メタル・シティ』のDVDに付属するポストカードに、決意の刻印(サイン)をしたためた。

松山ケンイチのサイン入りポストカードは、全国に出荷されるDVDの“スペシャル・エディション”と“完全限定生産 メタルモンスターBOX”(総計4万セット。本編のみ収録した“スタンダード・エディション”を含めた初回出荷数は8万枚)のうち、悪魔の数字である「6」にちなんだ66セットのみに封入される。

DMC信者としては、「なぜクラウザーさんのサインじゃないんだ、クラウザーさんへの冒涜か!」「悪魔の数字なら666だろう!」と突っ込みたいところだろうが、四の五の言わずにSOKUGAIせよ!

(c)2008「デトロイト・メタル・シティ」製作委員会

『デトロイト・メタル・シティ<完全限定生産 メタルモンスターBOX>』3枚組 ¥9,240(tax in)
『デトロイト・メタル・シティ スペシャル・エディション』3枚組 ¥7,140(tax in)
『デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション』¥3,990(tax in)
発売元・販売元/東宝 2009年2月13日発売

◆ 『デトロイト・メタル・シティ <完全限定生産 メタルモンスターBOX>』のフォトアルバム
◆ 映画・アニメ『デトロイト・メタル・シティ』公式サイト
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