The View、待望の2ndアルバム『Which Bitch ?』をカイルとキーレンが徹底解説 その3

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待望の2ndアルバム『Which Bitch?』のリリースを2月11日に控えるThe View。作詞作曲をメインで手がけるツートップ、カイルとキーレンの2人がアルバム収録曲の全曲について語る第3回目だ。The Viewのアルバムを120%楽しむために、しっかりチェックしてね。

3日連続の全曲秘話。今回は10~14曲目まで。

また今回はさらに、スポット映像を特別公開する。やんちゃな彼らの姿も魅力たっぷり!

◆アルバム・スポット映像

10.「カヴァーズ」 好きすぎて拉致しました!
カイル・ファルコナー(以下、カイル):真夜中に眠れなくて話し相手になってもらうために、彼女のシーツを引っ張るっていう自己中な歌さ。でもどういう関係性をこう築けって指図されて、俺がお前の意見なんていらないっていう歌でもある。簡単にレコーディングを済ませてところパウロ(パウロ・ヌッティーニ)が隣のスタジオを使ってることがわかったんだ。だから俺はこう聞いてみた。「この曲でちょっと歌ってみない?」って。もうレコーディングは終わってたし誰かが歌を重ねるつもりもなかったから俺が歌うAメロのいくつかを彼が歌っていったんだ。いい歌の相性だったよ。

キーレン・ウェブスター(以下、キーレン):(NMEのレポートのとおりに)俺らが彼を拉致したかって? 違うよ。彼がむしろ拉致されたがってたようなもんだよ。(カイルに)パブでパウロが来るって伝えたとき、お前目輝かせてたよな。「毛布もってこい!(拉致するときに使うもの?)」って。彼の声は曲に合ってるよな。

カイル:レコーディングしてたとき彼の音楽や歌い方なんかについて考えてたんだ。実際に歌ってくれたなんて現実感ないよな。

キーレン:面白い夜だったよな。レコーディング中一番面白い夜だったかもしれない。

11.「ダブル・イエロー・ラインズ」 レコード会社が嫌った、一夜にしてできたポップ・ソング
キーレン:酔っ払って二重の黄色線をたどりながら家に帰ろうとするって歌さ。カイルが一夜で曲を作れって言ってきたんだ。それでこの曲が出来たんだよ。レコード会社はアルバムから外したかったみたいだけど俺らは気に入ってた。だってポップじゃん。

カイル:アルバムで一番ポップな曲だろうな。

キーレン:いい曲だよ。シンガロングなんだ。同じアルバムの「ストリートライツ」のような曲だね。シンガロングしやすい曲だしパーティー向きだよ。

12.「リアライゼーション」 The View的“無一文ですが・・・何か?”
カイル:俺らのサポート・キーボード・プレイヤー、レニがサビを書いたんだけど、それ以外の部分のアイディアを彼は持ってなかったから、前々から俺らで曲を仕上げようとしていた。コーラスは大昔から出来てたから完成させようとしたんだけどなかなか難しかった。ある夜、レコスタにいたみんなは一日中働いてて疲れてたから寝ようとしてたんだ。それで俺とキーレンでお互いギター片手にこの曲を弾き始めたんだ。

キーレン:俺のネタ帳からヴァース部分を見つけようとしてたの覚えてる? それでその方法を採用したんだけど、オーウェンが口笛を吹いててそれも結構楽しかったよな。

カイル:オーウェンは突然、口笛を吹き始めてそれが最高だったんだ。この曲はアルバムの中で俺の一番のお気に入りかもしれないな。

キーレン:ダンディーに住む人々が無一文の状態を楽しんでるって内容なんだよ。歌詞にこうある。「晴れた日を無駄にするな」俺の仲間のナイジャルも夏には絶対に働かないって言ってるしな。まあ、ヤツは冬も働かないけど…。

カイル:俺はヴァースの歌詞のいくつかしか書いてない。いつもガミガミうるさい近所のヤツについて書いたんだ。

キーレン:あいつ、いつもビール飲んでるよな。あいつも無職なんじゃないの?

13.「ギヴ・バック・ザ・サン」 実録:温泉宿に入ろうとして、売春宿に入っちゃいました。
カイル:俺と仲間のライアン・マクフェイルが行ったところが実は売春宿で、そうとは知らず入った俺らは追い出されたって内容の曲。結構怖い状況だったよ。俺らはロンドンをジャグジーを探してウロウロしてたんだ。ホテルのジャグジーに行ってくつろいだりするだろう? それがやりたかったんだよ、俺らも。それでどこにもジャグジーがなかったから看板に「ジャグジー・スパ」って書いてあるところに入ることにしたんだ(笑)。本当に知らなかったんだよ。二人で20ポンドくらい持ってて、入場料が一人頭10ポンドかかったんだ。「ちょっと高いけどまあ、大丈夫だろう。」ってことになって蒸し風呂にいったんだけど何も起こらない。「おい、おかしくねぇ? かれこれ30分くらいいるのにスチームが出てこないじゃん」そしたら店のヤツがやってきて、「ビールいらない?」って。だから、「じゃあ、ハイネケンください」って言ったら俺らに渡されたのはただのコップに入った水だった。そこで俺らはなんとなくピンと来た。そしたらデカイポン引き風の男が出てきてコックニー・アクセントでこう叫んだ。「お前ら出て行け」それで売春婦の前で着替える羽目になったんだ。こえぇよ。彼女や彼女の家族にこの話をしたら一週間くらい口をきいてくれなかった。だから前のいいときのように「太陽を戻してください」ってことかな。

14.「ジェム・オブ・ア・バード」 スペシャルゲストはべビシャンのベーシストとオレの彼女!
カイル:ベイビーシャンブルズのドリューがベースを弾いてる。輪になって座って生録りしたんだ。俺の彼女(この楽曲でカイルとデュエットしているケイティー・ギザー)が何が正しいかって伝えようとするって内容の曲。本来は彼女が歌う計画なんてなかった。だって彼女がうまいなんて一言も言ってないからな。俺の彼女がいかにいつもつづりを教えようとしたり、色々口出ししてくるかについて歌ってる。でも自分のことは自分が一番わかってるよ、俺はあいつより頭いいんだよね。見た目どおりだろう?

アルバム『Which Bitch?』の発売を記念して、<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>というイベントも開催。彼らの未発表最新ライヴ映像やドキュメンタリー映像をいち早く体感できる超スペシャルな一夜限りのヴァーチャル・ライヴ・イベントだ。当日イベント参加者全員にはそこでしか手に入らないスペシャルな限定バンダナもプレゼントされる。このイベントにBARKSユーザー2組4名様をご招待する。

<“Which Bitch?” 熱狂ヴァーチャル・ライヴ ~Supported by MUSIC ON! TV & nano・universe>
■日時:2009年2月20日(金)
■会場:都内某所 ※当選者のみに通知
■開場:18:30 / 開演 19:00
■招待:2組4名様
◆プレゼント応募

◆インタビュー映像
◆iTunes Store The View(※iTunesが開きます)
◆BMGジャパン The Viewページ
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