中孝介、初の台湾単独公演に3,000人動員

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2月13日(金)、中孝介(あたりこうすけ)が台湾の台北インターナショナル・コンベンションセンター(台湾表記:台北国際会議中心)で単独コンサートを行ない、約3,000人の観客を動員、熱狂的な歓迎を受けた。

中孝介は2006年3月の日本国内デビューから、並行して中華圏でのアーティスト活動を精力的に展開。台湾では、アルバムのリリースや、大規模な野外イベントに出演するなど、着実にファンを増やしてきた。

そうしたなか、2008年8月に台湾で公開された台湾映画『海角七号』に、中孝介本人役と して出演。さらに挿入歌としてデビュー・シングル「それぞれに」が起用される等、作品の中で非常に重要な役割を演じていた。

この映画『海角七号』は公開後、台湾国民の3分の2が観覧するという、歴代の台湾映画の興行記録を塗り替える大ヒットとなり、2月14日からは中国本土での公開も開始され、大きな話題となっているという。

この映画の台湾国内での現在の興行収入は、すでに5億元を突破。過去の台湾での映画興 行収入1位の作品は『タイタニック』で、その興行収入8億元に次ぐ、歴代2位の大ヒットとなっている。

その結果、中孝介の台湾での知名度が一気に上がることになり、2008年10月に台湾でリリースした2ndアルバム『絆歌』(日本国内発売10月1日)が売り上げを伸ばし、10月末の台湾国内の日韓チャートでは、ついに1位を獲得するに至った。

さらに台湾国内アーティストも加えたナショナル・チャートでも9位にランクインするなど、日本人アーティストとして、台湾国内で異例な大ヒットとなり「2008年台湾で最も売れた日本人男性シンガー」として注目を集めることに。そしてこのほど満を持して、台北での単独公演を実現させたのだ。

会場となった台北インターナショナル・コンベンションセンターは、3,000人収容可能な台湾を代表する国際会議場で、過去には小田和正や森山直太朗もコンサートを開催したことがある由緒ある会場。2月13日(金)のコンサート当日、会場は3,000人の台湾市民で膨れ上がり、中孝介は全20曲を熱唱。アンコールの最後では、映画『海角七号』の挿入歌として台湾で大ヒットしたデビュー曲「それぞれに」をピアノの弾き語りで披露し、大きな歓声を浴びた。

台湾単独公演を成功させ、中孝介は次のようにコメントしている。

「今回の単独公演で、自分が今まで中華圏でやってきたことが、ひとつ形になった気がしました。今回のライブに来て頂いたファンの方々とこの公演を実現させてくれたスタッフの皆さんに心から感謝しています」

中孝介は2月24日(火)放送の日本テレビ系『誰も知らない泣ける歌』に出演予定で、この「それぞれに」をスタジオで披露する。そして3月11日にはシングル「恋」をリリースした後、3月29日(日)に地元・奄美大島でのスペシャル・コンサート<ゆえゆらい2009>に出演する。

◆中孝介オフィシャル・サイト
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