ヴァン・ヘイレン、自分の曲を息子から習う

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2007年、オリジナル・シンガー、デイヴィッド・リー・ロスとエディ・ヴァン・ヘイレンの息子、ヴォルフガングをベースに迎えリユニオン・ツアーを行なったヴァン・ヘイレン。25年近くプレイしていなかった曲もあったそうだが、エディの弾き間違えを指摘するのは、こともあろうにヴォルフガングだったという。

エディは息子に“ロック”を教わったと『Hustler』マガジンに話している。「息子からいろいろ教わったよ。例えば、ツアーのためにリハーサルしてたとき。25年近くプレイしてないものもあって、勉強し直さなきゃならなかったんだ。弾き始めるだろ、そうするとヴォルフガングが“親父、間違ってる”って言うんだよ。“チキショー、こともあろうに自分の息子に言われるなんて”って思ったよ」

2006年、ヴァン・ヘイレンに加入した際には15歳だったヴォルフガング。ツアーのため1年休学したが、父エディは今は学業を優先させたいと考えている。そのため、新曲は山のように用意しているものの、実際スタジオに入るのはヴォルフガングが高校を卒業してからにしたいという。

正式なメンバーとしてではないが、息子が父親のステージにジョインした例はほかにもある。モトリー・クルーのニッキー・シックスのティーンエイジャーの息子Gunnerも、何度かモトリー・クルーのステージにゲスト参加しギターをプレイしている。

Ako Suzuki, London
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