“現代のボブ・マーリー”と絶賛されたミシカ、4年ぶりの新作発表

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“マンチェスターで現代のジョン・レノンに会い、バミューダで現代のボブ・マーリーに出会った。”と、クリエイションレコードの創始者アラン・マッギーが表現したアーティストがいる。“マンチェスターのジョン・レノン”とは、クリエイションレコードが輩出したオアシスのリアム・ギャラガーの事。そして“現代のボブ・マーリー”が、ミシカだ。

◆『アバッヴ・ザ・ボーンズ』の楽曲試聴・CD情報

1999年にデビューアルバム『MISHKA』をリリースし、初来日がいきなりの<フジ・ロックフェスティバル>。その場で見たものの心を鷲づかみにし、今なお“奇跡の唄声”と語り継がれるパフォーマンスを見せたミシカ。そんな彼の4年ぶりの新作となる『アバッヴ・ザ・ボーンズ』が3月4日にリリースされる。

ミシカはバミューダ諸島出身。“海で暮らしたい” という両親の元で、若い頃のほとんどをカリブ海の島と島を行き来する40フィートの帆船の上で育ったという、生まれながらの “海の旅人” だ。

現在もカリブ海のネビス島などで暮らしているという彼は、10歳のときに手に入れたテープレコーダーで音楽の世界にのめり込み、ボブ・マーリーなどを聴きながら作曲をスタート。1999年にアラン・マッギーと出会い、“バミューダで現代のボブ・マーリーに出会った”と言わしめてデビューしたという経歴の持ち主だ。

そんな彼の久々の新作は、映画『コンタクト』『評決のとき』などで知られるハリウッド俳優マシュー・マコノヒーが新設したレコード会社「j.k living」からのリリース。元々サーフィン好きで知られる彼は、ミシカのデビューアルバムの大ファンで、彼の強い要望によりリリースが実現したという。

新作に込められた彼の思いは “僕たちは祖先の「Above The Bones=骨の上」に存在している。先祖の存在や彼らの人生を認識し、今の時代を生き抜くヒントを見つけ出さなければならない” “世界は世界によってしか治癒されない” “真実の目(3rd Eye)で世界を見る事の大切さ” といった、現代社会を生きる人々に伝わるに違いないもの…そんなメッセージをルーツレゲエに乗せ、時に力強く、そして時に優しく歌い上げる。

生まれながらの旅人であり、ホームレスシンガー。生きにくくなっているこの現代社会の中で、ミシカの雄大で優しい音楽のメッセージを受け止めてほしい。

◆iTunes Store ミシカ(※iTunesが開きます)
◆ミシカ・オフィシャルサイト
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