J-POPを歌うオペラ界のトップスター、ザ・ジェイド

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ザ・ジェイドが、デビュー・アルバム『手紙』のリリースに先駆け、2月16日夜、東京代々木の白寿ホールで満場となった300人の聴衆を前に、初のライヴ<デビュー・アルバム『手紙』プレミア・コンサート>を行なった。

ザ・ジェイドは、オペラの歌声の魅力を伝え、その魅力をより多くの人に伝えることを目的に結成されたヴォーカル・ユニット。2,300人のオペラ歌手が所属する日本最大最高のオペラ・カンパニー東京二期会の人気トップスター4名で結成されたものだ。

この日は、「夜空ノムコウ」「秋桜(コスモス)」「喝采」といった誰でも知っている日本の名曲をオペラ歌手ならではの歌声で披露し、圧倒的な歌唱力で聴衆を魅了。鍛え抜かれた表現力と大人の男の色気漂う歌の旨さは、聴衆の心をわしづかみにした。V6、渡辺美里などに楽曲を提供してきたプロデューサー近藤薫が作詞作曲を手がけ、ザ・ジェイドに初めてオリジナル曲として提供された「手紙」は、大切な人を思いだし逢いたくなってしまうような楽曲。最後にこの曲が披露された時には、涙する聴衆も出てくるほど。「手紙」は、TBS系列で放送中の「徳光和夫の感動再会”逢いたい“」のエンディングにも使用され、話題を呼んでいるものだ。

ザ・ジェイドはテレビ出演をする度にいつも大きな反響を巻き起こす実力派だが、クラシック界のトップスターがJ-POPを歌うためのユニットを結成するのは、クラシック界ではありえなかった前代未聞の出来事だ。大人の魅力を湛えながら、日本の誇るポップスにまた新たな魅力を輝かせる大型新人、ザ・ジェイド。この日のチケットも1時間で売り切れてしまったが、これからの活動も、ますますの注目が集まることだろう。

デビュー・アルバム『手紙』は4月15日にリリースされる。

『手紙』
2009年04月15日発売
TOCE-56180 2,500円(税込)
1.手紙(オリジナル/作詞・作曲 近藤薫) 歌唱:全員
2.祈り~You Raise Me Up日本語ヴァージョン~ 歌唱:全員
3.夜空ノムコウ 歌唱:全員
4.悪女 歌唱:高野二郎
5.PRIDE 歌唱:成田博之
6.初恋 歌唱:樋口達哉
7.秋桜(コスモス) 歌唱:黒田博
8.赤いスイートピー 歌唱:高野二郎
9.喝采 歌唱:成田博之
10.One more time,One more chance 歌唱:高野二郎
11.みんなのものだよ(オリジナル/作詞・作曲 近藤薫) 歌唱:全員
12.千の風になって(新井満) 歌唱:全員

◆ザ・ジェイド・オフィシャルサイト
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