IKU、TVアニメ『とある魔術の禁書目録』新EDをリリース

2008年に「音のない夜空に/木の芽風」でデビューして以来、ナチュラルな歌声の魅力で支持を集めてきたシンガーソングライターIKU。そんな彼女の最新シングル「誓い言～スコシだけもう一度～」は、TVアニメ『とある魔術の禁書目録』の新エンディングテーマ。実体験を基にしたメッセージがポップなメロディで綴られる、最高の「胸キュン」ナンバーに仕上がっている。

◆「誓い言～スコシだけもう一度～」PV映像
◆IKU、ミニインタビュー映像

3月25日にリリースされるファースト・アルバム制作中の彼女に、プライベートも含めた質問をいろいろとぶつけてみた。彼女の魅力全開のインタビューをどうぞ。

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――「誓い言～スコシだけもう一度～」は、自分の道に悩みながらも、夢をあきらめずに追い求めていくという、ポジティヴなメッセージが込められた楽曲になりました。これは実体験？

IKU：基本は、私自身の物語がベースになっています。私のデビューまでの道のりの中で感じたこと、思ったこと、経験したことをベースに、アニメ『とある魔術の禁書目録』EDテーマでもあるので、登場人物たちの心情として描かれている、目指す到達点に向かって諦めない姿勢が反映されているような歌詞にしてみました。

――この春らしいポップなメロディに、思わず胸キュンしちゃいました（笑）。

IKU：私も胸キュン大好きなんですよ。この「キュン！」な感じは、私の曲にとってすごく重要な要素かもしれません。

――アレンジを担当した高瀬一矢さんのコーラスって、楽器みたいに声を重ねていきますよね。

IKU：いつも出来上がった曲を聴くたびに、「今回はこんなことになっちゃうんだ！」って。毎回コーラスのアレンジが、私の想像を超えているんです。

――カップリングの「ユラリハル」には、タイトルに“春”というキーワードがあります。

IKU：この曲は4月か5月ごろの春に作った曲ですね。その頃、いろいろと不安に駆られていたんですよ。「デビューできたけど、この先は大丈夫かな？」みたいな思いがあって。なので、少し弱っていた時の気持ちが出た曲です。私がデビューできたことって、すごくラッキーだったと思っているんですよ。だからこそ、デビューに関わってくださったみなさんや、親に対してたくさん感謝をしたんです。この曲を書いた時期の私は、限りある人生の中で、「この人たちに何を返せるんだろう？」とか、「いつか恩返しができるのかな？」とか、いろいろ考えていて。恩返しできなかった時のことを考えたら、急に寂しくなってしまったというか。その時の心情が、歌詞に出ています。

――リアルなIKUさんが反映されている、充実した2曲となりました。そして3月25日にはファースト・アルバムもリリースされます。忙しい時期が続きますね。

IKU：今は特にアルバム制作も佳境なので、ちょっと大変ですね。でも、とても充実したアルバムになると思います。期待していてください。

――ところでIKUさん、プライベートはどのように過ごされることが多いですか？

IKU：そうですねぇ。お昼寝と、おやつ。あとは、ホット・ヨガとかかなぁ？　私って、特別趣味がないんですよ。ヨガも友達に誘われて、なんとなーく続けているだけなので。食べ物だと、カレーライスが好きです。

――料理とかはしないんですか？

IKU：オール・イン・ワンなものなら作れます。豚汁とか。カレーやホワイトシチューと、途中まで工程が一緒じゃないですか。味噌を入れるか、カレーのルーを入れるか、シチューの元を入れるか、みたいな。あとは、目玉焼きとか。そうだ！　カボチャを煮ることができます。

――好きなテレビ番組とかは？

IKU：「MTV」と、「スペースシャワーTV」はよく見ますね。特に“スペシャ”は、ユースケ・サンタマリアさんとトータス松本さんの番組がやっていた時から大好きなんです。あと、「ディスカバリー・チャンネル」とか、「アニマル・プラネット」も好きでよく見ています。そうそう、こないだ亀の産卵を見て泣いたんですよ。

――IKUさんが徐々に見えてきました。今後も機会があるごとにIKUさんの内面に迫る質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

IKU：はい、覚悟しておきます（笑）。

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IKUは、3月25日に1stアルバム『ユアウエア』をリリース。彼女の持つ優しさや強さ、そして儚さが同居した聴きごたえある作品に仕上がっている。このアルバムに関する特集は3月23日に公開。アルバムに込めた思いの深さをじっくり訊くインタビュー、これまでのPV映像なども満載の大特集だ。こちらもお楽しみに。

◆＜I'VE in BUDOKAN 2009～Departed to the future～　フォトアルバム＞
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◆IKUオフィシャルサイト