ブラー、レディオヘッドらがアーティストのロビー団体を結成
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同団体は、パフォーマーやミュージシャンの権利を守り、彼らがデジタル・コンテンツの権利や著作権の延長問題などでより大きな発言力を持つことを目標に2008年秋に結成。3月11日、ブラーのデイヴィッド・ロウントゥリー、レディオヘッドのエド・オブライエン、ケイト・ナッシュ、ビリー・ブラッグ、Soul II Soulのジャジー・Bらが理事役を務め、第1回ミーティングを開いた。
ロウントゥリーはミーティングに先駆け、こう話している。「デジタル革命は、60年代の旧式のミュージック・ビジネスを払拭し、アーティストとファンの関係を永遠に変えてしまった。両者の間で生計を立てていた会社にとってはますます大変な時期になった。しかし、ミュージック・メイカーとミュージック・ファンにとっては、素晴らしいチャンスでもある」「アーティストの団結した声が、これほど必要とされるときはない。この革命時において、FACは主導権を握るべきだ。我々は、ファンや音楽業界、政府と共に、新しい契約基準を形成、公平性を確保したいと考えている。そのためには、我々アーティストは自分たちの権利をきちんと管理し、一致団結しなくてはならない。1人で行動していても、その声は聞いてもらえない。一致団結することで、強い力を発揮できる。業界を作り変えることができるだろう」
現在のところ、FACにはデヴィッド・ギルモア、レディオヘッド、ザ・ヴァーヴ、アイアン・メイデン、クラクソンズ、トラヴィス、カイザー・チーフス、ロビー・ウィリアムス、クレイグ・デイヴィッドら参加している。
Ako Suzuki, London
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