NICO Touches the Walls、映画『蟹工船』主題歌に抜擢

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2008年の流行語大賞トップ10入りを果たした『蟹工船』。原作誕生から80年の歳月を経て映画化されるこの話題作の主題歌を、NICO Touches the Wallsが担当することが決定した。

映画『蟹工船』は、原作の構造は残しながらも、大胆な現代的アレンジを施して映像化される。脚本・監督は、各国の映画祭で注目を集める異才SABU。主役の虐げられる労働者役は松田龍平、労働者たちを酷使する鬼監督役は西島秀俊がつとめ、全世界での公開を目指して制作されているという。

そんな一大プロジェクトの主題歌として、新曲「風人」を書き下ろしたNICO Touches the Wallsの光村龍哉(作詞・作曲・ヴォーカル)は、「映画に合わせて曲を書くことはずっと夢だったのですばらしい作品で実現できてとても嬉しいです。SABU監督に頂いた「勢いよく好きにやって!」というリクエストに僕なりの解釈をミックスして挑戦しました」と語り、達成感を感じている様子。

「この作品の主題歌を歌えるのはこのバンドしかいない!」とSABU監督に大絶賛を受けたNICO Touches the Walls。すでに音楽ファンの間では周知の存在ではあるが、今回の大型タイアップを受けてこれからますます目が離せない存在になりそうだ。

映画『蟹工船』
2009年夏全国ロードショー
◆映画『蟹工船』公式サイト
【ストーリー】
カムチャツカ沖で蟹をとり、船上で缶詰に加工する蟹工船「博光丸」。そこでは出稼ぎ労働者たちが劣悪な環境におかれ、安い賃金で酷使されていた。過酷な労働と栄養失調で亡くなる者も続出した。監督・浅川は労働者を人間扱いせず、非道のかぎりを尽くす。労働者の一人・新庄は、現世に未来はないので、来世こそは金持ちに生まれると、妄想を皆に説く日々だった。ある時、新庄は蟹工船から脱出し、幸運にもロシア船に救助される。そこで始めて目にする全く別の世界。目覚めた新庄は蟹工船に戻り、皆に今の状況に甘んじてはいけないと一斉蜂起をけしかける。
【スタッフ&キャスト】
脚本・監督:SABU 
キャスト:松田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文、柄本時生、木下隆行(TKO)、木本武宏(TKO)ほか
配給:IMJエンタテインメント
(C)2009「蟹工船」製作委員会

NICO Touches the Walls
New Single
2009年5月13日発売
完全生産限定盤 KSCL1383 \1,575 (tax in)
1.ビッグフット
2.トマト
※ボーナストラック<NICO Touches the Walls TOUR2008Bon voyage , Étranger 2008/12/14 Tour final @AKASAKA BLITZ>より
1.(My sweet)Eden
2.B.C.G
3.雲空の悪魔
4.Broken Youth
5.エトランジェ

<NICO Touches the Walls All, Always, Walls vol.3 ?Turkeyism?>
●2009年6月13日(土)名古屋 ダイアモンドホール
17:30open/18:30start \3300(税込)
サンデーフォークプロモーション TEL052-320-9100
●2009年6月14日(日)大阪  なんばHatch
17:30open/18:30start \3300(税込)
キョードーチケットセンター TEL06-7732-8888
●2009年6月20日(土) 東京  日比谷野外大音楽堂
17:15open/18:00start \3500(税込)
※雨天決行 SOGO TEL03-3405-9999
◆チケット詳細&購入ページ
◆NICO Touches the Wallsオフィシャル・サイト
◆NICO Touches the Wallsレーベル・サイト
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