偽りなくロックするリバーサイド、期待の新作は5月

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2007年6月にリリースされた1stアルバム『Goodbye Broadway, Hello Hollywood』がスマッシュヒットとなり、デビューからいきなりブレイクしたカナダのポップパンクバンド、リバーサイド。キャッチーな極上メロディーにトリプルボーカルによる絶品コーラスワークが、多くのロックファンのストライク・ゾーンにズバッとはまった形だ。

◆「Making A Scene At a Scene Party」PV

新人のCDは売れないと嘆く市場などを蹴散らして、“良い物は評価される”という大原則を再確認させてくれたリバーサイドだが、そんな彼らの新作が登場する。5月2日発売の『ニュースピーク』だ。

2年ぶりとなった今作は持ち前のポップ・センスにロックの力強さがさらに加味され、よりパワフルに。とはいえ、“どこか切なさを誘う”あのメロディーは健在だ。フロント3人によるコーラス・ワークも見事に決まり、アタリスやジミー・イート・ワールドなど90年から引っ張り続ける大御所達に続く楽曲が詰め込まれている。

似たような服装、同じようなサウンドが増殖して行く中で自分たちのやりたいことを貫き、必要以上のドレスアップもせず偽りなくロックする彼らの姿には、良質な音楽を多く排出してきたカナダのロックの良心が詰まっているようだ。

◆リバーサイド・オフィシャルサイト(海外)
◆リバーサイド・マイスペース
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