カレント・スウェル、ハイ・エナジーなロックからメローなレゲエまで

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3月18日に発売されるカレント・スウェルのアルバム『プロテクト・ユア・オウン』の全曲試聴が到着した。

◆『プロテクト・ユア・オウン』全曲試聴

2004年に結成されたカレント・スウェルは、カナダのヴィクトリアを拠点とするサーファー4人組だ。ベン・ハーパーmeetsサブライムと言われている彼らの音楽は、ブルース、ロック、フォーク、レゲエなどの要素が織り込まれ、そこに海の香りが漂うピュア・オーガニック・ロックだ。ボーカルのスコットはスライド・ギターを得意とし、そのブルージーな音と渋い演奏で大人の観客をも魅了。アルバム3曲目「Cursed」などは、リフ一発でこりゃたまらんとしびれる輩もおられるのではないか。

ドラムのクリスを除く、スコット、デイヴ、ルーイの3人は草原地帯で知られるアルバータ州エドモントン出身。元々はサーフィンからかけ離れた地域で、海に憧れながらジャムセッションや曲作りに励んでいたというから面白い。

数年前にサーフィンが盛んなヴィクトリアに移住し、2005年に1stアルバム『ソー・アイ・セイ』をリリース。デビューと同時にブリティッシュ・コロンビアで一番ホットなバンドとして注目を浴びた。

そして2007年の春には大人気サーフ・ルーツ・レゲエバンドである、ビューティフル・ガールズのカナダツアーの前座に抜擢されツアーを同行、2007年6月にセカンド・アルバム『トラスト・アス・ナウ』を発表。そして、ここ日本でのデビュー作となる『プロテクト・ユア・オウン』はオーストラリアのザヴィエル・ラッドのプロデュースでも知られるトッド・スキーモのプロデュースで3月18日にリリースとなる。日本盤には前2作からの楽曲がボーナス曲として収録されている。

自動車の窓を全開にして、風を全身に受けながらカーステでガンガンかけたら最高に気持ちよさそう…そんなカレント・スウェル、お見知りおきを。ハイ・エナジーなロックからメローなレゲエまで、あなたに爽風が駆け抜けますよ。
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