スパンダー・バレエ、再結成を発表

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デュラン・デュランとならび、80年代にニュー・ロマンティックの旗手として活躍したスパンダー・バレエがこの秋、20年ぶりに再結成、ツアーを行なうことを発表した。

90年代終わりにソング・ライティングの印税分配をめぐる争いが泥沼化、裁判にまで発展した彼らだが、もともとは幼なじみ。時を経て、うまく和解することができたようだ。再結成には5人のオリジナル・メンバー全員が参加する。

約束していた印税を支払わなかったと、実弟をのぞくほかのメンバー3人から訴えられたギタリストのゲイリー・ケンプだが、「もう1つの家族のようなものだ。20年間、さびしく思っていた」そうだ。

そのゲイリー&マーティン・ケンプ兄弟と何年も口をきいていなかったというフロントマンのトニー・ハドリーは「時間は偉大な癒しだった」と話している。パブで集まり、昔話に花をさかせる間に「みんな、いい友人だ」「自分たちのバンドや曲がどれだけパワフルだったか」実感したという。

そこから発展したリユニオンは、10月13日からアイルランド/UKツアーがスタート。その後、世界を回るという。1981年に『Journeys To Glory』でデビューしたスパンダー・バレエは、3rdアルバム『True』でその人気のピークを迎える。同アルバムからは「True」や「Gold」などの大ヒットが誕生。合計6枚のアルバムをリリースし、1989年に解散した。

Ako Suzuki, London
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