太陽とシスコムーン、悲願の10周年記念ライヴに立ちはだかる障壁

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2009年1月に、インストアイベントにて8年ぶりの再集結を果たした太陽とシスコムーン。そんな彼女たちが、結成10年を迎える2009年、メモリアルを残そうと奮闘している。

彼女たちのブログでは、今、ファンに署名を呼びかけている。その名も「太陽とシスコムーン 10周年LIVE開催懇願署名」。これは、太陽とシスコムーン再結成ライヴを行ない、ファンと10周年を祝いたいという彼女たちの願いだ。

◆2009年1月に行なわれたインストアイベントのフォトアルバム

彼女たちがライヴを行なうのは容易なことではない。すでに太陽とシスコムーン(T&Cボンバー)は解散し、メンバーはそれぞれ別の道を歩んでいる。たとえばメンバーだったルルは、現在、台湾や香港などアジアに活躍の場を移し、他のメンバーもそれぞれ活動の場を持っている。まずは、そんなメンバーのスケジュールを合わせなければならない(ライヴとなると、準備期間やリハーサル期間も必要となる)。

もっとシビアな問題もある。いくらメモリアルだからといって、CDリリースの予定もない彼女たちのライヴに、当時の所属事務所やレコード会社が簡単にGoサインを出すわけはない。現に、当初、10周年記念再結成ライヴ構想をメンバーから懇願された際、当時のプロダクション関係者やレコード会社の担当者は、首を縦には振らなかった(ちなみに冒頭の再集結インストアイベントは、彼女たちのベストアルバム『太陽とシスコムーン/T&Cボンバー メガベスト』が2008年末にリリースされたことから実現した)。

では、彼女たちの10周年記念再結成ライヴが現実のものとなる可能性がゼロかというと、そうとも言い切れない。先に述べた再集結インストアイベントには、解散後も太陽とシスコムーンのメンバーを応援し続けた約200人のファンが集まった。そして、4月25日に新宿ロフトプラスワンで予定されている彼女たちのトークイベントのチケットは、すでに完売している。つまり、再び4人でステージに立つ彼女たちを見たいという根強いファンは今も存在する。逆にいうと、新曲リリースもなければ、レコーディングの予定すらない太陽とシスコムーンだが、彼女たちを愛してくれるファンはいて、そして今も応援し続けてくれているのだ。

“ファンは、太陽とシスコムーンのライヴを待っていてくれている。その気持ちを携えて、10周年記念ライヴをやらせてほしいと当時の所属事務所に頭を下げて直談判したい。ファンの温かい気持ち以外、失うものは何もない。” メンバーのそんな想いから、今回の署名活動はスタートしている。

なお、所属レコード会社に問い合わせたところ、今回の署名活動は完全にメンバー主導であり、事務所、レコード会社ともにまったく関知していないとのこと。ゆえに、仮に大量の署名が集まったとしても、実際に10周年記念ライヴが実現するか否かは定かではない。“署名を○万枚集めたら、再結成ライヴ実現!” という目標値も、もちろん存在しない。

テレビ番組の企画から登場し、約1年の活動期間にわたって、いわば、誰かが作った企画の上をひたすらに走ってきた太陽とシスコムーン。彼女たちが初めて、自ら企画し、そして自分たちの10周年を自分たち(メンバーとファン)で成し遂げたいという想い。

彼女たちの想いが当時の所属事務所を動かすのか。その推移を見守るとともに、メンバー、ファン、多くの人の熱意が報われることを願ってやまない。

◆「ガタメキラ」ほか、太陽とシスコムーンのなつかしの名曲(※iTunesが開きます)
◆太陽とシスコムーン オフィシャルブログ
◆太陽とシスコムーン 10周年LIVE開催希望署名ページ(小湊美和 オフィシャルサイト)
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