マリアンヌ・フェイスフル、パトリック・ウルフとコラボ
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フェイスフルはBBC 6ミュージックにこう話した。「“Blackbird”っていう美しい曲を一緒にやったのよ」この共演は、ワン・オフに終わらない可能性もあるそうだ。「次のアルバムで一緒に曲を書くかもしれない。もちろん、まだ先のことではあるけど」
フェイスフルの最新作『Easy Come, Easy Go』は、ドリー・パートンからブライアン・イーノ、モリッシー、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブまでのトラック18曲を収めたカヴァー・アルバム。曲の選択も興味深いが、ゲストも豪華。60年代から親交のあるキース・リチャーズ、ジョン・レノンの息子のショーン、ニック・ケイヴ、元パルプのジャーヴィス・コッカー、キャット・パワー、ルーファス・ウェインライトらが参加している。
60年代、その可愛らしい容姿と天使の歌声ともいわれた清らかなヴォーカルで人気を博したフェイスフル。ローリング・ストーンズの“ミック・ジャガーの恋人”時代を経て、ドラッグとアルコールに依存し、声は昔の面影がまったくないハスキーでドスの効いた(?)ものに変貌。しかし「Tears Go By」は、60年代よりどん底を経験してからのヴァージョンのほうが味わい深い。またカリスマ性も備え、アワーズを受賞するタイプではないが、UKミュージック・シーンで一目置かれる存在である。
Ako Suzuki, London
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