デペッシュ・モード「毎朝、死に掛けた時間に目が覚める」

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13年前、ヘロインの過剰摂取により2分間心臓が停止したことがあるデペッシュ・モードのフロントマン、デヴィッド・ガーンは、現在でも毎朝、その時間に目が覚めるという。

現在ドラッグとはすっぱり手を切り、家族と幸せに暮らしているデヴィッド・ガーン。同時刻に目覚めるというこの習慣は、いまの幸せを実感させてくれるサインかもしれないと考えているそうだ。

◆「Wrong」PV映像

デヴィッド・ガーンはドイツの新聞『Bild』にこう話したという。「毎朝4時15分に目覚める。13年前、心臓が止まったときと同じ時刻だ」「誰かが、いま俺はいい人生を送ってるんだってことを思い出させようとしてるんじゃないかって感じてる」「俺が過去にやったことは、大きな間違いだった。死にそうになったとき、本能的にわかった。いま、助かったことを本当に感謝してるよ」

また、ソングライターのマーティン・リー・ゴア(G)もアルコールをストップ。それは、ニュー・アルバム『Sounds Of The Universe』の制作に大きく影響しているという。マーティン・リー・ゴアは『The Sun』紙のインタヴューでこう話している。「酒を止めたことが、このアルバムに大きく影響してるのを認めないわけにはいかない。酒を止めたことで、俺はまったく違う人間になった。間違いなく、よりクリエイティヴになったよ。昔は飲みすぎて、曲を書く時間なんて十分なかったからね」

その12枚目となるスタジオ・アルバム『Sounds Of The Universe』は今週、リリースされる(日本盤4月22日発売)。デペッシュ・モードは5月初めよりヨーロッパ・ツアーをスタート。UKでは5月30日にロンドンのO2アリーナでプレイする。本格的なUKツアーは12月に予定されている。
◆iTunes Store Depeche Mode(※iTunesが開きます)
◆デペッシュ・モード オフィシャルサイト

Ako Suzuki, London
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