NAMMで大評判のリッチー・ブラックモア・ストラトキャスター、ついに発売

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NAMM SHOWで大きな話題を呼び、日本国内でも入荷が待たれていたリッチー・ブラックモア・ストラトキャスターがいよいよ発売となる。

これまでもリッチー・ブラックモアのシグネチャー・ストラトはいくつか商品化されてきたが、今回のポイントはその価格だ。MEXのため価格が抑え目になっている。そのため付属ケースはハードケースではなくギグ・バッグになるので、ご承知おきを。

◆NAMMで大評判のリッチー・ブラックモア・ストラトキャスター、ついに発売 ~写真編~

スペックは皆さんご存知の通り、詳細は拡大写真でつぶさにご覧いただきたい。もちろんPUはクオーター・パウンド、センターPUはダミー、適度なスキャロップ。ルックスは白ローズで固定。ただし、フレットに関してはジャンボではなくヴィンテージ系が打たれているようだ。スキャロップになった時点で、操作性という点では全く相違ないところなので、これはこれでよしとすべきだ。

それにしても、2009年においても新製品としてシグネチャー・モデルが登場するリッチー・ブラックモアの偉大なる存在感ってなんなのだろうか。ベタぼれキャンディス姫(…という年齢でもなくなっているが)と共に音楽に携わるようになってからは、めっきりストラトに触れることもなくなり、ましてマーシャル200WのMajorをフルにドライブさせるようなことは夢のまた夢、ありえない状況になっている。

もちろん偉大なるギタリストによる偉大なる作品は音源として未来永劫語られていくものだから、ディープパープルからレインボーまで、奇跡的なあのストラトサウンドは、永遠の憧れでもあるし、到達できそうで誰も届かない孤高のサウンドはいつもいつまでもそこに輝いている。そしてその憧れのサウンドを、ひとつの形に具現化したものが、このRitchie Blackmore Stratocasterなのだろう。

このギターを手にし、30年ぶりにホームベース型ピックを手にしてみれば、単なる郷愁のみならず、いまさらながらのリッチーの凄さが怒涛のように押し返してくる。「リッチーといえば?」に、「ブラックモアです」とついうっかり答える貴兄ならば、これは是非手にしていただきたいストラトなのだ。

Ritchie Blackmore Stratocaster(R)
税込価格¥186,900(税抜価格¥178,000)
・Series: Artist Series (Made in Mexico)
・Color: Olympic White
・Body: Alder Body (Polyester Finish)
・Neck: Maple, “U” Neck (Gloss Polyurethane Finish)
・Fingerboard: Graduated Scalloped Rosewood, 7.25” Radius
・No. of Fret: 21 Vintage Frets
・Pickups: 1 Seymour Duncan Quarter Pound Flat SSL-4 Single-coil Strat Pickup (Neck) 1 Non Active “Dummy” Pickup(Middle), 1 Reverse Wound/Reverse Polarity Seymour Duncan Quarter Pound Flat SSL-4 Single-coil Strat Pickup (Bridge)
・Controls: Master Volume, Tone-1(Neck), Tone-2(Bridge)
・Pickguard: 3-Ply White
・Bridge: Vintage style Synchronized Tremolo
・Machine Heads: Vintage “F” Style
・Case: Deluxe Gig Bag
・Features: Flush Mounted Dunlop Straplocks, Black Plastic Knobs,Pickup Covers,Tremolo and Switch Tips
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