初の海外ライヴとして予定していた北欧最大級のJ-POP/Cultureイベント<Stockholm Japan EXPO 2009>(スウェーデン・ストックホルム)が、主催者側の都合によりイベントそのものが中止になるというハプニングに見舞われたBuono!。ファン、特に彼女たちを待ちわびていた北欧に住むファンにとっては残念なお知らせとなってしまったが、ともあれ7枚目のシングル「MY BOY」は、予定通り4月29日にリリースされる。

◆Buono! フォトアルバム

同シングルに関してオフィシャルインタビューが到着したので、この楽曲の魅力や聴きどころを彼女たちのコメントでまず紹介しよう。

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── 「MY BOY」は、思い悩んでる男の子を、女の子が励ます内容の歌になっていますね。

嗣永桃子:この時期って、新しいスタートを切った人が多いと思うんです。希望を胸に持っているんですけど、同時に不安や悩みを抱えている人が、沢山いるんじゃないかな?と思うんですね。そんな時、「MY BOY」を聴くと、「あっ、そうだな」と共感できて、元気になってもらえる気がするんです。

夏焼 雅:歌っていても「そうだよね!」と思える歌詞が多い曲ですね。

── それぞれ、気に入っている歌詞があったら教えてください。

鈴木愛理:<君のなやみ気づかず わる かったかも、、、 / 全部打ち明けなくて モチ・ロン いいからね>という部分が好きです。わたし、よく学校の友達から「我慢しなくていいんだからね」「何かあったら相談してね」と言われるんです。わたしって、悩まない性格だと自分では思うんですけど、「そういう風に見えることもあるのかな~」と思って、「何かあったらもっとお友達に相談しよう」と思いました。

── 愛理さんの場合、歌詞に出てくる<なやみ深き青春 スゴシテるわけです>…ではなさそうですね。

鈴木愛理:ないですね!(笑)。あっても、ひと晩寝て起きれば忘れてしまうくらいの小さな悩みだったり。「あまり悩まないほうが人生楽しいのかな?」なんて思ったりもするので、普段からいっぱい笑ってます。

夏焼 雅:わたしは、<暗い顔をしてたら 暗いことを呼ぶ>という歌詞が気に入ってます。わたしは、悩むというよりも、考え込んだり、心配になってしまうことが多いんです。そういう気持ちでいると、どんどん暗いことを呼びそうな気がするんです。だからこそ愛理も言ったように、いつも明るい笑顔でいるように心がけています。そうすると、いいことが寄ってきそうだし、笑顔を浮かべるだけで楽しい気持ちにもなれるので。それと、もうひとつ好きな歌詞が、<いつかきっと ぐるり変わる 時がくるよ>という部分。ひとつひとつ経験と年齢を重ねていくと、そのたびにいろんな面で自分が変わっていってるなぁ~って実感するんです。だから「その気持ちもわかるなぁ」と、歌っていて思いました。

嗣永桃子:<うわさ聞いたりしたり そう されたりして>というのは、「わかるなぁ」と思いました。でも一番好きな部分は、<MY BOY!>の部分ですね。

── 意外な言葉を持ってきましたねぇ。

嗣永桃子:この曲の中で、3人がそれぞれひと言ずつ<MY BOY!>と歌ってるんですね。わたし、聴いてくれた方が、誰の<MY BOY!>の歌声が気になるのか、すっごく興味あるんです。

鈴木愛理:わたし、雅ちゃんの大人っぽい声の雰囲気が好き!

嗣永桃子:あっ、わたしもそう(笑)

夏焼 雅:みんな、それぞれ違う雰囲気を出しているよね。

嗣永桃子:<MY BOY!>を歌うときのダンスは、腕をスッと前へ突き出し、グッと引き寄せるようにしているんですね。「キミをつかんじゃうぞ」という気持ちを込めながら、グッと腕を引き寄せながら歌っています。

── 完成した「MY BOY」 、どんな作品になったと思いますか?

鈴木愛理:「MY BOY」は、ミュージッククリップや衣装も含め、今まで以上に大人っぽいBuono!になっていると思います。また新しいBuono!を見てもらうことが出来る1枚になったと思います。

夏焼 雅:「MY BOY」はチョット大人っぽかったり、背伸びした感じがあると思います。でも激しさもあるし、みんな楽しく聴いてもらえたらなと思っています。

嗣永桃子:「MY BOY」 は、悩みを抱えている人が聴くと元気になれる曲。この曲を聴きながら幸せな気持ちになってもらいたいなと思っています!

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過去6枚のシングルすべてがオリコンウィークリーチャートTOP10入り。また2009年2月に東京・日本青年館で行なった初ワンマンライヴ(4日間、全7公演)も熱狂と感動の中、大成功をおさめるなど、2007年の結成から勢いが加速し続けているロックアイドル・Buono!。新曲「MY BOY」は、前シングル「co・no・mi・chi」に引き続き、作曲につんく♂を起用。ロック要素を含んだ、疾走感あふれるポップなサウンドに、三浦徳子が不安や悩みを抱えた男の子を励ます女の子の気持ちを乗せる。

また、今回の楽曲もテレビ東京系アニメ『しゅごキャラ!!どきっ』のエンディングテーマとなっており、歌詞の中にも<ほんとの自分>など、アニメともリンクするようなワードが見受けられる。

ところで、さまざまな聴き方、楽しみ方、受け取り方ができるというのも、Buono!の曲の特徴だ。これまでのシングル曲同様にアニメとリンクする部分を探しながら聴くもよし、つんく♂作曲なだけに、いわゆる“つんく♂節”ともいえる、歌謡曲とポップ、ロックとの中間を狙ったメロディーのノスタルジックな心地よさを楽しむもよし、メンバーの歌い方や声の出し方に注意しながら聴いてみるもよし、だ。

◆「MY BOY」試聴
◆「ワープ!」試聴

なお、掲載したインタビューでは、桃子と愛理が“(<MY BOY!>のフレーズの)雅の大人っぽい声の雰囲気が好き!”と語っていた(もっとも、愛理は以前より雅の声にあこがれると言っていた)が、ほかに雅ちゃんのヴォーカルを堪能できる個所を探してみると、彼女自身もお気に入りのフレーズ<暗い顔をしてたら 暗いことを呼ぶ>や、<スゴ腕には スゴ腕の 孤独がある>などが彼女のソロフレーズとなっている。雅ちゃんの、艶っぽくて耳触りのよい、ちょっと大人びたヴォーカルをしっかりと聴きたい人という人は、このあたりを意識して聴いてみるなどして、それぞれ自分なりの「MY BOY」の楽しみ方を見つけ、そしてBuono!の3人にギュッと “つかまれちゃってほしい”。

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◆Buono! オフィシャルサイト