エアロスミス、ファンのクレームに応えフリー・ギグを開催

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2年前、ハワイでの公演をキャンセルしファンから集団訴訟を起こされたエアロスミスが、同地で無料コンサートを開くことに同意したという。バンドは2007年秋、ハワイ/オアフで自動車販売業者のためにプライベート・ギグを行なったものの、その前に予定されていたシカゴ公演の日程が変更され器材の到着が間に合わないことを理由に、マウイでの一般公演をキャンセルした。発表が直前だったため、ホテル代、車のレンタル代、飛行機代などの払い戻しが不可能で多大な損失を被ったチケット購入者も現れた。

BBCによると、集団訴訟を起こしたファンの弁護士は、エアロスミスは新たなコンサートを開き、その全費用を負担することに同意したと発表したという。弁護士は「オリジナルのコンサート・チケットを購入した全ての人に無料のチケットが配られます。そして、金額に関わらず、全ての自己負担金が払い戻されます」と話したという。

エアロスミスの弁護士も「バンドにとって1番大切なのは音楽です。ですから彼らは、ハワイの人たちとバンドやその音楽を再び結びつける形で問題を解決できたことを喜んでいます」と話している。

コンサートの日程はまだ発表されていない。現在、ニュー・アルバムを制作中のエアロスミスは、6月より、ZZトップとのジョイント・ツアーをスタートする。

Ako Suzuki, London
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