チンタイガー、あの“ゆるキャラ”がBARKS編集部にあらわる

滋賀県彦根市の“ひこにゃん”の人気がきっかけとなり、広島県の“ブンカッキー”、東京都杉並区の“なみすけ”などが異常な人気に。そして奈良県では“せんとくん”と“まんとくん”がその正統性を争って相まみえたのは記憶に新しい。識者は「どっちでもいいし、どうでもいい」と至極真っ当な感想を漏らし、この争いは失笑を買って終結したのだが。
ともあれ、いまや“ゆるキャラ”は町おこしキャラだけではなく、テレビCMなどにも進出し、様々な商品とコラボレーション。見ない日はない、と言っても良いくらいに、日常に欠かせない存在となっている。

この人気に目をつけたのがビクターエンタテインメント。なんと、このチンタイガーを歌手デビューさせるという信じがたい暴挙に出た。ジョンジョリーナ・アリーやCOSMETICSを大プッシュするビクターエンタテインメント、さすがだ。そういえば、みうらじゅん作詞の「ゆるキャラ音頭(歌:橋幸夫)」をリリースしたのもココだった。
さて、チンタイガーの歌手デビューなのであるが、タイトルは「チンタイガー・CMソング」(通称:チンタイガーのテーマ)。4月29日より着うた(R)主要携帯配信サイトで配信限定でリリースされる。なんともユルーい歌詞と雰囲気の脱力ソングだ。5月13日(土)にはトランスバージョンも配信が開始される。トラだけにトランス…ということか?

◆「チンタイガーがBARKSにやってきた」映像
「チンタイ」と言われると興奮して野生の血が騒ぎ出し、思わず「ガ~」と唸って怖い表情に豹変するのがクセらしいのだが、その豹変した表情になっても、「カワイイー」と女性編集部員から黄色い声が飛び、とっても恥ずかしそうなチンタイガーでありました。
さてさて、いきなりメジャーデビューしてしまうチンタイガー。彼の行く手にどんな困難が待ち受けているのか誰にもわからない。しかし、“ゆるキャラ”としてデビューという快挙を成し遂げた彼には恐れるものはない。この歌が日本中で口ずさまれる日まで、その並々ならぬ意志と情熱で頑張ってほしいものだ。虎としてのアイデンティティーは、このさい放っておいてね。
「チンタイガー・CMソング」
4月29日(水)配信開始
着うた(R)主要携帯配信サイトにて
◆ビクターエンタテインメント
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