プリンス、幼児期のてんかんを告白

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プリンスが、幼いときてんかんを患っていたことをTV番組のインタヴューで明かした。プリンスは1992年のトラック「The Sacrifice Of Victor」(アルバム『Love Symbol Album』収録)の歌詞で“7歳までてんかん性”とその状態をほのめかしていたが、正式に認めたのは初めてだという。

プリンスはPBS(アメリカの公共放送サービス)のトーク・ショウに出演。「これまで話したことなかったけど、先天的にてんかんを患って生まれたんだ。小さいとき発作を起こしてたよ」と明かした。「母も父もどうしたらいいかわからなかったけど、できる限りのことをしてくれた」

この症状はあるとき突然、消えたようだ。プリンス本人は覚えていないそうだが、天使のお告げがあったという。「あるとき母のところへ行って、“ママ、もう病気は出ないよ”って言ったそうなんだ。母がなんでって尋ねると、僕は“天使がそう言ったから”って答えたらしいよ。僕は覚えてないんだけどね、母はそう言ってた」

プリンスはまたこのインタヴューで、学校でいじめられていたため、自分の世界にひきこもり独学で音楽をやるようになったとも話している。

プリンスは先日、25枚目のスタジオ・アルバムとなる3枚セット『LOtUSFLOW3R』『MPLSoUND』『Elixer』をリリースした。

Ako Suzuki, London
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