スノウ・パトロールのギャリー、ソロ・アルバムをリリース

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スノウ・パトロールのフロントマン、ギャリー・ライトボディが、ソロ・アルバムを制作中だという。創作意欲にあふれる彼。ジャンルが違う2枚のアルバムを作っているそうだ。

ギャリーはBBCのインタヴューでこう話している。「最近書いた曲で、左翼でスノウ・パトロールのアルバムには適さないものがたくさんあるんだ。それで、べつのアウトプットを考えなきゃいけなかったんだよ」

1枚は抽象的サウンドで、スノウ・パトロールのアルバムを手がけてきたジャック・ナイフ・リーをプロデューサーに迎えたもの。もう1枚は、カントリー・アルバムだという。ジャック・ナイフ・リーとの作品について、ギャリーはこう話している。「ロシアの潜水艦ミュージックって呼んでいる。なぜだかはわからないけど、ギターではなく自分の声をインストゥルメントとしてたくさん使ってるんだ。水中のコーラスって感じだよ」。こちらのアルバムには『Listen Tank』、カントリー・アルバムには『Tired Pony』とのタイトルがついているそうだ。

常に音楽のことを考えているタイプのギャリーは、スノウ・パトロールが3rdアルバム『Final Straw』(2003年)でブレイクする前、スコットランド(一部除く)のインディ・ロック・バンドを集めたスーパー・グループ、The Reindeer Sectionを結成、アルバム2枚をリリースしている。

20人以上という大世帯だったこちらにはスノウ・パトロールのほか、アラブ・ストラップ、ベル&セバスチャン、アイドルワイルド、モグワイ、ティーエイジ・ファンクラブ、ヴァセリンズなどのメンバーが参加、2002年の<Summer Sonic>でも来日している。

Ako Suzuki, London
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