Superfly、超ド級セッションが実現

ツイート
Superflyが過去に行なったコラボには、オーストラリアのスタジオにてJETと制作したSuperfly×JET名義の「i spy i spy」がある。日産cubeのCMソングとなった、全編英詞によるあの曲だ。

◆「i spy i spy」PV

「i spy i spy」も、J-POP界のヒット方程式から完全に逸脱したロック・スピリット溢れる作品であったが、またも弩級のRockセッションが実現したことが発表された。

このセッション、そもそもは志帆が、かねてから好きだったというリック・デリンジャーの代表曲であり偉大なるロック・アンセムの1曲「ロックンロール・フーチー・クー」をカバーしたいと言い出したことがきっかけのようだ。

提案を受けたプロデューサー蔦谷好位置は、この楽曲を演るなら超ロックな個性派ミュージシャンとやるのが面白いと判断、それぞれのミュージシャンと志帆の激突で物凄いケミストリーが生まれることを志帆に逆提案し、今回の夢の超ド級セッションが実現することになったという。

ドラムに中村達也(Ex.Blankey Jet City)、ベースに日向秀和(STRAIGHTENER)、ギターに百々和宏(MO'SOME TONEBENDER)という面々に、Superflyのライヴ・サポートギタリストの草刈浩司が加わったこのバンドは、当然のように一緒にスタジオに入り、一発録音でレコーディング。5人個性がぶつかり合う化学反応によって、「ロックンロールフーチークー」は、オリジナルに勝るとも劣らぬ個性的なカバー作品を生み出したという。

「とにかく最高の経験。今回はLIVEスタイルで5人で一緒に演奏、一発録音だったのですが全員が攻めの演奏、音同士の喧嘩に近い感覚。そのぶつかり合いによる圧倒的なパワーとグルーヴにあおられ、私のテンションも上がり普段出ない声まで出ました。正にLIVEって感じ。音から現場の雰囲気を感じてください。」──Superfly 志帆

この奇跡のセッションは5月13日リリースのSuperfly 7枚目のシングルに収録される。

「My Best Of My Life」
2009年5月13日発売
1.My Best Of My Life
※フジテレビ系木曜22 時ドラマ『BOSS』主題歌
2.Welcome To The Rockin' Show
※新曲。2008年ホールツアーのテーマソングとして制作されツアーでオープニング1曲目でプレイしていた曲。
3.Rock And Roll Hoochie Koo
※Superflyシングル恒例の洋楽カバー、今回はリック・デリンジャーのロックスタンダードを夢の超重量級のスーパーセッションで一発録音

※リック・デリンジャー(Rick Derringer
アメリカのギタリスト、音楽プロデューサー。オハイオ州フォートリカバリー生まれ。ザ・ベンチャーズを聴いてギターを手にするようになる。1965年に自身のバンドであるマッコイズが「ハング・オン・スルーピー」のナンバーワン・ヒットを放つ。その後、1960年代末からは一ギタリストとしてジョニー・ウィンター、エドガー・ウィンターらと共に活動することが多くなる。腕を見込まれてスタジオ・ミュージシャンとして客演することも多かった。ソロとしては「ロックンロール・フー・チー・クー」のヒットを放ち、そのルックスもあってアイドル的な人気を博した。
この記事をツイート

この記事の関連情報