THE BOOM、デビュー20周年トリビュート盤に絢香や小田、奥田ら参加

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2009年にデビュー20周年を迎えるTHE BOOMが、これを記念したトリビュートアルバムのリリースを2009年7月に予定していることが発表された。

このアルバムは、THE BOOMが音楽的に影響を受けてきたアーティスト、また20年の活動を通して出逢い、ともに音楽で語り合ってきた仲間、さらにTHE BOOMの音楽を愛聴し影響を受けたというアーティストから、THE BOOMの楽曲をカヴァーしてもらうというもの。THE BOOMのデビュー20周年を音楽ファンと祝うと同時に、新たな音楽文化を創造していくきっかけになれば、というメンバーの想いが込められている。

参加アーティストは、THE BOOMの大先輩であり、彼らの音楽にも大きな影響を与えた先輩アーティストとして小田和正と矢野顕子。デビュータイミングが近く、いわば音楽人生において切磋琢磨し合ってきた同期でもある奥田民生、東京スカパラダイスオーケストラ、BEGIN。そして、THE BOOMの音楽を愛聴し影響を受けたと公言する、絢香、キマグレン、MINMI、モンゴル800、かりゆし58など、日本の音楽シーンからそうそうたる面子が集結する。

◆絢香、前川真悟(かりゆし58)から、THE BOOM 20周年へのお祝い&トリビュート盤への意気込みコメント

5月20日には、7年振りとなる新作シングル「夢から醒めて/All of Everything」をリリース(※2003年に再発したシングル「風になりたい(Samba Nova)」から数えれば6年振り)。20周年をスタートさせるメモリアルシングルながら、この作品には懐古的なところはまったくなく、今の彼らの思いをそのまま歌になった、懐が深くて人間味あふれるバンドサウンドが展開される。THE BOOMとともに歩んできた人々への愛と感謝の思いと、そしてこれから先、ともに歩んでいこうとする意志が伝わってくるような、THE BOOMの新しい始まりを感じさせる作品となっている。

また、5月23日には大阪城野外音楽堂で、5月30日には日比谷野外大音楽堂にて3年半ぶりの単独ライヴ<THE BOOM 20th Anniversary“WE ARE THE BOOM”supported by GLOBAL WORK>を開催(チケットは販売開始5分で完売)。そして7月からは全国ツアーも控えているほか、秋には実に5年振りとなる新作アルバムの発表も予定されている。

“今までも何回か、活動休止の期間があったんですが、僕らは目標がないまま、音楽活動を続けることが出来ないんですよ。苦しい場面でも続けるという選択もあるんでしょうが、僕らにはそれが出来ない。今回は休止期間も長かったし、作品も出してなかったんですが、20周年を迎えるというのがどういうことなのかを考えた時に、20年間、同じメンバーでバンドを続けてきたのは自分たちの力だけじゃないと思ったんですよ。THE BOOMは4人だけのものじゃなくて、関わってくれたすべての人のものだな、ファンの人たちもTHE BOOMの一員だから、20周年を皆さんと祝いたいし、感謝したいなって。そこで僕らに関わった人、これから関わることになる人、すべての人に向けたラヴソングを作りたいと思ったんですよ。自分にとっての新しい目標が生まれたというか。すべての人への愛の歌、感謝の歌でアルバムを1枚作ってみたくなった。”── 宮沢和史(THE BOOM 20周年について)

◆THE BOOM全国ツアー<THE BOOM 20th Anniversary Live Tour 2009“My Sweet Home”supported by GLOBAL WORK>チケット情報
◆iTunes Store THE BOOM(※iTunesが開きます)
◆THE BOOM オフィシャルサイト
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