超豪華ラインナップのライヴイベント<LIVE MUSIC ism>開催迫る

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大御所アーティスト事務所が一致団結、信じられないような“超”強力なアーティストの面々が一堂に会する、マンスリーライヴイベント<LIVE MUSIC ism>が、いよいよ開始となる。夏フェスや各種イベントも盛況だが、<LIVE MUSIC ism>は、由緒正しき社団法人である音制連が主催だ。まさしくファイナルウェポンである。

イベント開催を祝うキックオフイベントは5月16日(土)と5月17日(日)の2日にわたって行なわれるが、そこに出演するアーティストは、ギターウルフ/椿屋四重奏/PE'Z/ムック/American Short Hair/ザ・ジェッジジョンソン/sister jet/JAPAN-狂撃-/DOUBLE/福原美穂/twenty4-7/Miss Monday/MAY'S/Lil'B…、フェスもビックリのお祭り騒ぎだ。

<LIVE MUSIC ism -KICKOFF EVENT- DAY #1>
5月16日(土) 品川ステラボウル
【出演】ギターウルフ/椿屋四重奏/PE'Z/ムック/American Short Hair/ザ・ジェッジジョンソン/sister jet/JAPAN-狂撃-SPECIAL(50音順)
◆チケット詳細&購入ページ

◆椿屋四重奏コメント(5月16日出演)
◆ムック・コメント(5月16日出演)
◆ザ・ジェッジジョンソン・コメント(5月16日出演)

「1日目のテーマは“一匹狼バンドの集まり”です。何となく特定のジャンルにはめ込むことはできるんだけど、完全にそのジャンルの中でも浮いてる人たちばかり。精神的なフルテン(※ヴォリューム全開という意)バンドの集まりになりました。だからライヴパフォーマンスにしてもモノの考え方にしても、すごくタフなバンドばかりで。そういうバンドがこれだけ集まって、それをフロアが食らうっていうのは、ものすごくロックとしての意味があることなんじゃないかと思う。ワンコそばのように、始まったらもう止まらないし、やめられない(笑)。その快感を、来た人がみんなに味わってもらえたらいいなって。1週間ぐらい音楽を聴きたくなくなるぐらいの、最高に濃密なイベントにしたい」──鹿野淳/LIVE MUSIC ismスーパーバイザー

実は、この日のプロデュースを担当しているのは、L'Arc~en~Ciel、ムック、シドなどをマネージメントする、マーヴェリック・ディー・シーの加藤龍一氏だ。

「ただ、みんな異端なことをやりながらも、自分たちだけ良ければそれでいいみたいなことじゃなく、普遍性を持ったこともやろうしている人たちだと思う。そういう意味では知性が高い人たちがそろっているんじゃないかと俺は思う。かたや、サブステージの4バンドもかなり色濃い。絶対に箸休めは不可能っていう1日になったんじゃないかな」──加藤龍一

鹿野氏いわく、サブステージには、ロックマニアにマジで提案したい新しい可能性に集まってもらったという。音楽が大好きでストイックにライヴに通い続け、新しいバンドを探したいと思っている人にうってつけの4バンドだ。今も最高の邦楽バンドが生まれていることを、彼らが証明してくれると、すでに太鼓判を押している。

メインステージに4バンド、サブステージに4バンドが立ち、休憩時間なし、ライブはノンストップで一気に畳み掛けるように展開される予定だという。会場に足を運ぶライブ好きのユーザーらは、このイベントにどう臨めばいいのか。

「理論武装をしないで、何も考えずに見に来てほしい。とにかくそこに立ち尽くせばいいので、身を任せて濃密な1日を過ごしてほしい」──加藤龍一

「いい意味で客に頼ってないバンドが集まっている。この15年ぐらいで“(ステージではなく)フロアにこそ主役がいる”という発想が完全に定着したんだけど、それによってアーティストが責任を全部フロアやファンに投げつけちゃってるようなライヴも、実は昨今多くなってきていて。そういう意味でいくと、かっちり自分たちの中で完結している“ロックというサマ”を見せることによって、希望と喜びと勇気みたいなものを見る側に与えていく、そういうロックバンドがここに集まっていると思う。いい意味でのロックの自分勝手さみたいなものを浴びて、持って帰るものを持って帰ってほしいです。だからこれは花火祭りのようなロックの打ち上げ大会です。よってこの日は各バンド、火薬の量で勝負します(笑)」──鹿野淳

一方、キックオフイベントの2日目は、m-flo、DOUBLE、SOUL'd OUTなどをマネージメントする、ダンス/クラブミュージックシーンのキーマンとも言えるアーティマージュの浅川真次氏がプロデュース。出演ラインナップを見ればわかるように、そのシーンの今を切り取ったような人気アーティストがこぞって出演する贅沢な1日になった。

<LIVE MUSIC ism -KICKOFF EVENT- DAY #2>
5月17日(日) 品川ステラボウル
【出演】DOUBLE/福原美穂/twenty4-7/Miss Monday/MAY'S/Lil'B/May J./YOUNGSHIM(50音順)
◆チケット詳細&購入ページ

◆DOUBLEコメント(5月17日出演)
◆福原美穂コメント(5月17日出演)
◆MAY'Sコメント(5月17日出演)

浅川氏のコンセプトはシンプルだ。「一言で言うと、どのアーティストも今の時代を代表するダンスミュージック系アーティストです。現在このラインナップが一堂に集まるということはなかなかない。“DIVA LIVEの最高峰”とでも言っておきましょう」。

このラインアップ、確かに。浅川プロデューサーが掲げたこの日のテーマは、“R&B、SOUL着うた系アーティスト”だ。「着うたとか配信とかって手軽で便利なツールだと思うけど、なんだかちゃんと音楽の深みが伝わってるのかな?ってふと疑問になることがあるんですね。R&B、SOUL系のアーティストの持つ生のリアリティを伝えることによって、もっとこのジャンルのファンになってもらいたいなと思いました」──浅川真次

言うならばこの日は、配信世代の音楽ファンに送る、リアルなダンス/クラブミュージックの体感デー。デジタルでもないバーチャルでもない、生のパフォーマンスの魅力に存分に浸れる日ということだ。

「今回は女性アーティストでまとめてみましたが、それぞれのアーティストが歌、パフォーマンスともに実力を持っている、そして親近感があるここ最近の人と、カリスマ性のあるベテラン勢という、同じようなジャンルの中でもそれぞれのアーティストカラーが絶妙に違いを見せ合うという、全体が楽しくなるような組み合わせにこだわりました」──浅川真次

<LIVE MUSIC ism>はこの5月16日&17日のキックオフイベントを皮切りに、月ごとに敏腕プロデューサーを迎えマンスリーで展開されていく。そこからが本編のスタートだ。着うたもいいけど、やっぱりライヴはやみつきだ…そんな極上の体験をもとに、<LIVE MUSIC ism>はリアリティを届けていくのだ。

5月15日(金)に前夜祭も行われており、じつはこちらのラインナップも強力。全てにおいて、別次元の<LIVE MUSIC ism>、全てのミュージック・ラヴァーに<LIVE MUSIC ism>のひとときを。

<LIVE MUSIC ism -KICKOFF EVENT- 前夜祭「E-TRiPPER 2」>
2009年5月15日(金)@渋谷duo MUSIC EXCHANGE
OPEN / START 18:30 / 19:00
【出演】MiChi/Sweet Vacation/ゲッカン・プロボーラー/Lil'/Jaccapop/壱岐尾 彩花/A-bee
◆チケット詳細&購入ページ

◆LIVE MUSIC ism オフィシャル・サイト
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