ボブ・ディラン、ジョン・レノンの家を訪れる

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5月初めコンサートでリバプールを訪れたボブ・ディランが、メンディプスと呼ばれるジョン・レノンが育った家に足を運んだそうだ。ディランは一般客に混じり、ツアー・バスに乗って同場所にやってきたという。なんと、乗客はもう1人のレジェンドが同乗していることに気づいていなかったらしい。

メンディプスを所有/管理する団体National Trustのスポークスマンは、BBCにこう話している。「彼(ディラン)は一般のミニバス・ツアーを使って来ました。ミニバスの乗客は彼に気づいていなかったようです」

ボブ・ディランは、一般客と一緒に家の中で写真や資料を観覧。「楽しんでいた」という。

251 Menlove Avenueにあるメンディプスは、ジョン・レノンを引き取った叔母ミミとその夫ジョージが所有していた家。その後、ヨーコ・オノによって買い取られ、英国の歴史的建築物を保護する団体National Trustに寄付された。2003年から一般公開されている。

家は、オアシスの1994年のシングル「Live Forever」のジャケットにフィーチャーされている。写真から受ける印象と違い、かなりの大通りに位置している。

ボブ・ディランはリバプール公演で、ジョージ・ハリスン作曲のビートルズ・トラック「Something」をプレイしたそうだ。

Ako Suzuki, London
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