ティンテッド・ウィンドウズ、ウソのようなホントのスーパーグループ結成[後編]

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遂に日本版の発売となったティンテッド・ウィンドウズのセルフタイトル作『ティンテッド・ウィンドウズ』。お楽しみいただいているだろうか。

この突き抜けた明るさとどこまでもキャッチーに転がるドライヴ感、どこか懐かしく、貫禄をも醸し出すどっしりと安定感。ま、そりゃそうだ。このメンツだもの。ヴォーカルがハンソン、ギターがスマッシング・パンプキンズ、ベースがファウンテインズ・オブ・ウェイン、そしてドラムがチープ・トリック。もう完全に冗談でしょ?というラインナップで何故か生まれた奇跡のバンド。そして何より出来上がったアルバムこそが、奇跡の極上パワーポップ・サウンド。

ハンソンのテイラーが歌いジェームズ・イハが奏で、アダム・シュレシンジャーとバン・E・カルロスがボトムを支えるティンテッド・ウィンドウズ、聴かないとウソでしょ。

◆前編からの続き

──その後、バン・Eが加わったわけですね?

テイラー:うん、始めのうちは僕がドラムを叩いていたりしたんだけど、レコーディングが進むにつれて、本格的にバンドのドラマーについて話し合った。「バン・E・カルロスみたいなドラムが叩けるドラマーって、僕達の知り合いの中にいるかな?」ってことで3人の意見が一致して、候補者をリスト・アップしてみたんだ。若いドラマーから探そうと思って。でもぴったりな人がなかなか見つからないんで、そのうちに「待てよ、なんでバン・E本人じゃ駄目なんだ? いっそのこと、駄目で元々だし、思い切って本人に連絡してみよう」ってことになった。

──バン・E、彼らからコンタクトを受けたときはどう思いました?

バン・E:彼らが電話してきたんで、「音を聴かせてくれ」と言ったんだ。若いミュージシャンとは、地元の(イリノイ州)ロックフォードでよくセッションをしている。1曲100ドルだけど、もし私が気に入れば50ドルになる。このティンテッド・ウィンドウズの件が持ち上がったとき、妻が言ったよ、「あなた忙しいじゃない」って。でも、もしこのレコードが出て、そこで私が参加していなかったら、自分自身のケツを蹴り飛ばしたくなるだろうと思ったのさ。だから「NYで一緒にレコーディングしよう」と返事した。素晴らしい楽曲が揃っているし、ティンテッド・ウィンドウズのメンバーとして参加出来ることを光栄に思っているよ。

テイラー:彼は送ったデモを気に入ってくれた。ファウンテインズ・オブ・ウェインは何回かチープ・トリックのオープニングをやったことがあったけど、でも僕ら3人が彼とプレイするのは今回が初めてなんだ。

──デビュー・アルバムの聴き所は?

テイラー:アルバムそのものは、パワー・ポップへのラヴ・レターなんだ。ウィーザーからナック、そしてビッグ・スターへのね。それに、シンプルで、ギターが思い切り鳴っている。

テイラー:ソングライターとしての立場から個人的に言わせて貰うと、サウンドも歌詞もかなりストレートに仕上げている。歌詞については、皮肉っぽいものではないし、賢い意味を敢えて持たせようとはしていない。単にポップ・ソングなのさ。今回は、制約無しにストレートでポップな歌詞を書けるのが凄く嬉しかった。僕が曲を書くとき、いつも誰が歌うのかを考えて書く。今回はテイラーで、彼の素晴らしい声があるわけで、シンプルでエネルギーを感じられるものにしようと考えた。みんな、ハンソンの名前を聞くと、テイラー=ティーンって考えるけど、残念なことだよ。彼は成熟した男性で、才能溢れる人間なのに。

──ティンテッド・ウィンドウズはあなた達にとってどのような意味を持っていますか?

テイラー:これは僕ら全員にとって、参加できるのが誇らしく思える最高のプロジェクトだ。ひとつ驚いたのは、頭の中で温めてはいても、実現は難しいだろうと思っていたんだ。紙の上ではよく見えても、実際にスタジオに入るまではうまくいくか本当に分からないな、って。なのに、一旦集まってはじめてみたら、本当にすぐ、それも凄く自然に形になったんだよね。

──SXSWでのデビュー・ステージ以降、全米でのクラブ・ツアーやフェス出演を行っていますが、手応えはありましたか?

テイラー:うん。もう何回かやっているけど、僕達はまだライヴ慣れしてないからとにかくデカイ音でやるようにしているよ!

ジェームズ:ライヴ中に、ステージに物を投げ込むような人がいなくてよかった!

テイラー:ビデオやライヴで着ているスーツは今後進化していくんだ、それも見逃さないで!

提供●EMIミュージック・ジャパン
◆ティンテッド・ウィンドウズ・オフィシャルサイト
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