吉田栄作、14年振りにCD発売 「音楽への炎が消えていなかった」

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デビュー20周年を迎える俳優の吉田栄作が、14年振りにCDをリリースすることがわかった。

俳優として数々の映画、ドラマに出演し、最近では3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『だんだん』に、主役の三倉茉奈、佳奈演じる姉妹の父親役として出演。年齢を重ねるにつれ、味のある演技をみせている。

1988年に東映映画『ガラスの中の少女』でスクリーンデビューした吉田栄作は、1989年に「どうにかなるさ~Chasing My Dream」で歌手デビューも果たし、デビュー当時は歌手と俳優の二足のわらじで大活躍。「心の旅」「導火線」「もしも君じゃなきゃ」など数々のヒット曲を出したほか、当時ドラマで共演した仙道敦子と「NOA」名義でリリースしたデュエット曲「今を抱きしめて」が大ヒットを記録した。

その後、武者修行のため芸能活動を休止して渡米。1998年、NHKドラマ『流通戦争』、99年NHK大河ドラマ『元禄繚乱』で俳優活動を再開した。音楽活動も5年ほど前から年に一度ライヴハウスでワンマンライヴを開催し、地方では弾き語りライヴを行なうなど徐々に再開。2007年にはインディーズでアルバムを発表した。

そして今回、デビュー20周年を記念して、8月5日にニュー・シングルとベストアルバムを同時発売する。シングルは吉田栄作のヒット曲でもある「心の旅」のセルフカヴァー(オリジナルはチューリップ)。年齢を重ねながら「心の旅」をしてきた彼が、久しぶりのレコーディングで新たな息吹を吹き込んだ。

また、同時発売されるベストアルバムに収録する楽曲は、ファンから投票を募って決定する。収録曲の投票は、ユニバーサルミュージックのウェブサイトにて6月7日まで受け付けている。アルバムは特典として当時のプロモーションビデオ集を付けたDVDとの2枚組で発売されるという。

なお、年内には久々となるライヴツアーも検討しているとのことだ。

◆吉田栄作コメント
「95年以降、音楽に対して、心の中で一線を引いていたつもりだったのですが、音楽への炎が決して消えていなかった事に、改めて気付きました。歌手デビューから20年経った今、もう一度立ち上がろうと思っています。19年という時を経た『心の旅』を、聴いて下さい」

◆吉田栄作ユニバーサルミュージック公式サイト
◆吉田栄作オフィシャルサイト
◆吉田栄作のclub A・M・B(本人によるブログ)
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