エコー&ザ・バニーメンの「Killing Moon」、月へ

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エコー&ザ・バニーメンの大ファンであるNASAの宇宙飛行士ティモシー・コプラが、宇宙飛行に彼らのアルバム『Ocean Rain』を持っていくことが正式に決まった。

コプラから直接アルバムを持ち込みたいとの連絡を受け、大歓迎していたシンガーのイアン・マッカロクはこう喜びの声を発している。「正式に決まった。俺たち、宇宙1クールなバンドだ。子供のとき、宇宙飛行士になりたいって夢見ていた。そしていま、ある意味、夢が叶った気になっている。実際の月光のもと「The Killing Moon」(同アルバムからのシングル・トラック)を聴くのはどんな感じだったか、ティムから話を聞くのが待ちきれない」

エコバニの4枚目のスタジオ・アルバムである『Ocean Rain』は1984年リリース。2008年、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールやNYのラジオ・シティ・ミュージック・ホールでオーケストラと共に初めて全曲がライヴ・パフォーマンスされている。このとき録音されたものが、この先アルバムとしてリリースされる予定。

マッカロクは最近行なわれたBBC 6ミュージックのインタヴューで、オリジナルの『Ocean Rain』のヴォーカルに満足しておらずライヴ・ヴァージョンをリリースしたいと考えていたと話している。「あのヴォーカルには満足してなかったんだ。とくにいま聴き返すと、ちょっとドラマチックでシリアス過ぎる」

マッカロクは、オーディエンスもアルバムよりライヴで聴くほうがいいと感じているのが実感できるという。

Ako Suzuki, London
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